道の駅 和(なごみ)近くの沈下橋とささゆりの里

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林道 峰線を抜けて。国道27号線に出て、ふらふらと道の駅 和(なごみ)に辿り着いた。ここは、いつも賑わっており、静かに過ごしたい私は敬遠気味の道の駅だが、林道走行の疲れと暑さで、疲れており立ち寄る事にしたのだが、沈下橋とささゆりの里を知ることになったのでラッキーだった。

須川橋

この道の駅に入るのは久しぶりだが、来ていない間に改装され、テラス席「和キッチン」が出来ていた。冷たいものが欲しくなり、よもぎアイスを頂いていると、窓越しに沈下橋が見えたので、建物裏から由良川沿いに出て確認しに行くことにした。

橋の所まで来ると、アスファルト舗装が施された頑丈そうな橋で、橋の上は何の変哲もなく面白味に欠ける。沈下橋を横から見たかったので、橋の向こう側(道の駅の反対側)に行ってみると、河原に降りることが出来た。川面から結構な高さがあるが、この橋が沈むような増水となる近隣の被害も相当なものになりそうだ。

そのためか、画像を撮るのを忘れていたようなので、グーグルマップストリートビューのドローン画像をお借りした。上空から見るとこのような感じだ。

橋を渡った側の銘板には「須川橋」とあり、2007年3月に完成の割と新しい橋のようだ。「道の駅 和」の登録日が1997年10月なので、その後、この橋が架けらたようだ。

ささゆりの里

銘板側から、ふと由良川沿いの先を見ると道が続いている。コンクリート舗装の真ん中を抜いたようなデザインをしている遊歩道が気になり、先を見にいってみることにした。

遠目には雑草で見えなかった小さな橋が出てきた。その先も、まだまだ道が続いているようだったので一旦、道の駅にバイクを取りに戻る事にした。

バイクに乗って、再び小さな橋の所へ戻り、その先へ進んだ。すると河川公園のような感じだが、公園名を示すものが見当たらない。

この地点からの振り返り。ここからは沈下橋と27号線に架かる「和知第二大橋」が眺望できるなかなか良いポイントだ。

更に奥へと進むと「ようこそ ささゆりの里」と書かれていた。

コンセプトは、子供を水辺で遊ばせることが出来る親水公園といった所だろうか?しかしながら、池には藻が発生しており、水生生物を探すのなら良い環境だと思うが、純粋に水遊びと考えると微妙な感じだ。こんな場所が利用者もなく放置されているのは、もったいない感じがするが、人込み嫌いの私にとっては、道の駅より好みだ。今後は利用させて頂くつもりだ。ただ、難点は日陰が無いので、秋以降限定になりそう。

すぐ奥は洗い越しになっている。道が続いているので洗車がてら渡ろうかと思ったが、これから帰るのにびしょ濡れになるのは御免なので遠慮しておいた。

帰宅後グーグルマップを見てみると、洗い越しの先はパーキングと表示されていた。そういえば、「和み」のの道路向かいの「わち山野草の森」の看板に「カヌー会場」と書かれていたのを思い出した。見かけた時は「カヌー会場?」と不思議に思っていたが、どうも第43回大会(昭和63年・1988年開催)の京都国体が行われ、その中でカヌー競技が「由良川カヌー競技場」で行われたことから、恐らくささゆりの里は、それに向けて整備されたものではないかと思う。そして、道の駅の登録日が、国体前の1987年であり、ささゆりの里と道の駅をつなぐ橋が無いというのは不自然であることから、2007年に架橋された沈下橋、須川橋は架け替えられたものだと考えられる。

最後に

慣れない林道走行で疲れていたこともあって、敬遠気味の道の駅に立ち寄った訳だが、そのおかげで沈下橋や「ささゆりの里」を発見することが出来た。結果として良い休憩場所を見るけることが出来たことは大きな収穫だった。今後は、大栗峠周辺の林道の探索をする際の休憩場所として利用させてもらうつもりだ。再訪の暁には「ささゆりの里」から先も探索してみたいと考えている。

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