私が入手したのは、25年ほど前でネットも普及しておらず、キャンパーでも「武井バーナー」を知らない方が多くよく声を掛けられましたが、ネットが普及したことやキャンプブームが再燃していることもあり、その人気が急上昇しているパープルストーブ501Aと自作ケースを紹介します。
パープルストーブ501A
武井バーナー 「パープルストーブ501A」は、灯油を燃料とするストーブで安定した高火力が続くことを特徴としており、1Lの水を夏2分 冬4分で沸かす事ができ、連続燃焼時間は8時間となっています。他にも「パープルストーブ 301Aセット」「101Cセット」のほか、ヒーターのないバーナーのみの販売もされています。それぞれの違いはタンク容量の違いにより燃焼時間が違うだけで性能は同じです。
どのモデルを購入するにしても、購入するのであれば、ヒーター付きのセットがおススメです。
501Aの魅力
101Cも所有している観点から、501Cの優れている点を挙げていきます。
安定した高火力
・バーナー部は、シリーズ共用ですので、火力は同じです。
高火力を生かしたヒーター
・熱量が同じすが、101Cのヒーターは金属メッシュ製ですので風が吹くと横から炎が逃げます。
予熱器が付いているのでプレヒートが楽。
・アルコールをたらして予熱する101Cに比べ予熱器があるのでしっかり過熱してから着火する事が出来るので、予熱不足で炎が上がるリスクが少ない。
燃料タンクが大きいので燃焼時間が長い。
・ヒーターとして使うなら燃焼時間が長いのは最大のメリット。101Cは、燃焼時間1.5時間。
ヒーター部がガラスなので、焼けたコイルが良く見え、特に夜は美しく感じる
・101Cは、内側のドーム型の金属メッシュなので、家庭用の石油ストーブみたいな感じです。
※現在は、ドーム型の金属メッシュがコイル形状に変わっているようです。
圧力計が付いているので圧力を把握しやすい。
・圧力計のない101Cでは、ポンプの固さで圧力を判断しているのでなくもいいかも。
ヒーター部がスプリングで保持されており安定感がある。
・101Cは、バーナーの上にのせているだけ。それはそれでメリットでもありますが。
オプションのゴトクも真鍮製
・武井バーナーのオプションで真鍮製のゴトクが用意されており、301A、501Aはゴトクの上にもヒーターの上にも載せれます。
現行モデルとの違い
現行モデルを実際に見たことがないので、画像での判断になりますがハンドルのノブが現行のものはツルっとしている事とヒーターのコイルが1段から2段に変わっていることぐらいでかなと思います。
自作収納ケースの紹介
傷つかない様しっかりとしたケースがほしかったのですが、当時ちょうど良いものが無かったんですよね。
せっかく自作するので、なるべく機能的にゴトクやハンドルが収まるように考えた結果、このような形になりました。この当時の私の技術ではこの程度が精一杯でしたね。でも使うのには問題ないのでこのまま使っていくつもりです。
一応簡単に説明しておくと、バーナー本体は、足部分は窪身に嵌るようにし、上部はヒーターの下部を前後で挟んでいるのでケースの中で暴れるのを防止しています。
扉側は、ゴトク・フューエルファンネル・工具・バーナ―の傷防止用の底板が収納できるようになっています。ゴトクは上部は穴に嵌るように固定し、下部はファンネルで固定しています。底板は下側はビス部分をに穴をひっかけ、上部は工具で固定しているので不意に外れることはありません。
オプションのゴトクは、布袋に入れてケース奥にに差し込む形で固定しています。
最後に
私が購入した時からすると、価格が上がっているようですし、オークションでは、とんでもない価格になっているようでね。冬時期は入手しにくいかもしれませんが、夏場は購入者が少なくなるので入手しやすくなると思いますので、焦らずに適正価格で購入するようにした方がよいでしょう。焦りは禁物です。長い間使用していなかった501Aですが、久しぶりの点火で交換したのは、ポンププランジャーのカップのみで難なく復活してくれました。
高いと思い購入をためらっている方は、「一生もの」と考え、ぜひとも手に入れてもらいたいと思います。冬のキャンプをワンランク上げてくれるのは間違いありません。
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