大野ダムの「虹の七橋」と呼ばれる由良川に架かる橋には、現在は黄色の橋は存在しておらず、管理事務所によると、どの橋が何色かを示した資料も残っていないそうです。しかし由良川に流れ込む肘谷川に黄色の吊り橋「長由利橋(ながゆりばし)」が存在しているので紹介します。
大野ダム 虹の七橋についてはこちらの記事をご参照ください。
長由利橋(ながゆりばし )
長由利橋へは、県道12号線から肱谷橋を渡り、県道50号線(京都日吉美山線)沿いからアクセスします。
音海橋から見える白い橋を渡り県道50号線に入ります。肱谷集落を抜けたあたりの右側にガードレールの切れ間があります。これが入口です。
しかし、本来の入口は草に埋もれてしまっており、訪れる方は少し先の電柱付近から降りているようです。
上記画像のマル印の電柱の所です。
バイクの後ろ側を下っていくと先に見える広い道に出ることができます。
少し下ってから振り向いたところ。
降りた所を進むと道が分かれますので左へ進みます。
わかりにくいですが左に曲がってすぐに右手に降りていく道がありますので、そちらへ向かいます。ちなみに真っすぐに行くと画像の見えているあたりで行き止まりです。
このような道が続いています。
すすんでいくと橋が見えてきます。
長由利橋に到着です。
小幡橋(おばたばし) や 文字畾地橋(もんじがいちばし) よりは状態が良いですね。
橋の上からの眺め。
対岸側
大野ダム管理事務所によると、「虹の七橋」は由良川にある7本の橋とのことでしたが、ダムができた当初は、「虹の七橋」のメインはカラフルに塗り分けられた吊橋をアピールしていたのが、時間の経過と共に忘れ去られ、橋も架け替えられたりしているうちに由良川上にある橋を七橋と呼ぶようになったのかもしれません。もしそうだったとしたら、この黄色い吊橋「長由利橋」こそ本物の七橋の一つと言えるかもしれません。手軽に秘境感を味わえますので興味がありましたら足を運んでみて下さいね。
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