「旧軍遺構」舞鶴要塞 吉坂堡塁砲台跡の紹介

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京都府舞鶴市と福井県高浜町との県境の山頂に位置し、明治35年に対ロシア戦を想定しロシア艦隊の上陸を阻止するために作られたものです。タイトルに「海の京都」と記載していますが、地理的には福井県高浜町に位置している舞鶴要塞 吉坂堡塁砲台跡とルートを紹介します。

舞鶴から27号線の青葉トンネルを抜けてすぐの脇道から探索してみます。

脇道の先にある廃ホテルを右に見てぐるっと左にまわり入っていきます。

少し走ると道路幅が広くなったところに分岐がありました。

直進方向

右側には登っていく道が続いています。

とりあえず直進してみましたが、青葉トンネルの上に向かっているような感じです。

竹が倒れているところで引き返しました。先程、右側に続く道の方に行ってみようかと思いましたが今回はパスします。

国道27号線まで戻り杉森神社の方から登る事にしましたが、結論から言うと、ここから上がっていくのが一番走りやすそうです。ただこの入口が青葉トンネルを抜けてきた場合、道路が緩やかなカーブになっており、直前にならないと見えないので通り過ぎてしまいがちです。神社自体は奥まったところにあり、道路からはまったく見えないので車止めのポールを目印にしてください。

ちなみに、タイヤの跡がついていることからもわかるように地元の方は、このポールの間を抜けています。狭そうに見えますが軽自動車ならギリギリ通れます。

正面に国指定天然記念物「オハツキイチョウ」がある杉森神社を見て左方向に、上がっていく未舗装路があります。ここから吉坂堡塁砲台跡を目指します。

登っていくと所々、道が分かれていますが、とにかく上る方を選択すれば山頂まで上がることができます。場所によっては急な勾配が付いている所もありますので注意して走行してください。私は右方向を選択してしまいましたが、どちらに行っても山頂にたどり着くようです。

山頂と言うか、道路の一番高い所まで来たら脇に入る道を探してください。各所にピンクのリボンが木に巻いてありますので、それを目印にしてください。色あせて見えにくいもののありますので見落とさないように。

先程の分岐を右に進んだためにで右に曲がるようになりますが、先程の分岐を左を進んでいれば画像正面からきて、左折することになります。

上記の画像の曲がった所です。奥の方にもピンクのリボンが巻かれています。

奥に進むと右手に石垣のようなものが見えますので、そちらに向かいます。

門をくぐると正面に弾薬庫があります。

弾薬庫内部の様子。

弾薬庫の右手にある道をぐるっと廻ります。

こちらには先程のコンクリートのみの弾薬庫ではなく煉瓦とコンクリートでできた味のある弾薬庫があります。

階段で下に降りたところに連なって設置されています。

弾薬庫を左に見てさらに奥へ進むと砲座がありました。

砲側庫入口 

帰りは少しだけ違うルートを探索してみたところ行き止まりや倒木で通行できない所もありましたが、下る方を選びながら降りてくれば大丈夫です。

探索しながら下ってきたところ、初めに入った青葉トンネル寄りの廃ホテルの裏に出てきました。この道を見落としていたようです。

ここの砲台跡は山頂に上がっても展望は開けておらず風景を楽しむことはできませんが、大規模な発掘調査が行われたこともあり、ある程度管理されているようですし、弾薬庫などは綺麗な状態で残っていますので見る価値はあると思います。私も下調べが不足していたことや道を探しながらだったので時間的に厳しくなってしまい、見れていない遺構もまだあるので次の機会にじっくりと見て回りたいと思っています。

また未舗装路の走行が困難な場合、徒歩でも30分程で上がれるようですので神社の横にバイクを止めて徒歩でチャレンジしても良いかもしれません。

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