ツーリングカメラに、FUJIFILM(富士フィルム)Xという選択

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バイクツーリングの写真をスマホで撮っていたけど、デジカメの購入を考えているけど、価格や性能も様々です。そこで「APS-C」「フルサイズ」「マイクロフォーサーズ」「コンデジ」と様々なセンサーサイズ、メーカーのデジカメを使ってきましたが、マウント替えしてでも使っていただきたいのが、FUJIFILMのXシリーズです。その魅力とそれぞれのモデルの紹介をしていきます。

                                

Xシリーズとの出会い

以前、FUJIFILMの「S5Pro」という、ニコンの一眼レフボディにFUJIのセンサーを組み合わせたカメラを使っていたのですが、その当時から「フジのカメラは色が綺麗」と言われており、実際にその通りでいいカメラでしたが、やや抽象的な描写で被写体を選ぶといった印象でした。

その後、「Xシリーズ」が発売されて、そのクラシカルな雰囲気が感性を刺激するのですが、「抽象的な描写」という印象が強かったので、ずっと躊躇していました。カメラ店の店員さん数名に聞いたところ、「そんなことは無いですよ」という意見を聞いて、ツーリング用カメラとして小型の「X-T10」を購入したのがXシリーズ沼に入るきっかけとなりました。

FUJIFILM Xシリーズとは

フィルムカメラの時代は、カメラにレンズも販売していましたし、古くから、プロ用写真機材を取り扱ってきた富士フィルム。一般ユーザーからは、フィルムメーカーとしての印象が強かったと思います。今でも販売されているようですが、使い捨てカメラの「写ルンです」やインスタントカメラの「チェキ」などが有名でした。しかし、時代がデジタルカメラ中心に移り、主力製品のフィルムの需要が激減してしまいました。

一般向けとしては、コンパクトカメラの販売などを積極的に行っていましたが、一眼レフの方は、ニコンのボディに自社開発のセンサーを搭載して、ニコンのレンズを使用するという形を採用していましたが、急速なスマートフォンの普及によるコンパクトデジカメの売り上げ低下、ミラーレスカメラの登場とデジカメ市場が新しい局面を迎えた平成12年2月に登場したのがXシリーズ初となるFUJIFILM X-Pro1が発売されました。

Xシリーズの魅力

フィルム世代ではない若者の間では、フィルムカメラで撮った時の質感が良いと、あえてフィルムカメラを使う方もいるそうですね。

富士フィルムという会社は、フィルムメーカーとしての印象が強いかもしれませんが、デジタルカメラであるXシリーズでは、フィルムメーカーだからこその強みがあります。

色表現
photo by amazon

デジタルカメラが普及しだしてからは、多くのカメラ愛好家が写真をRAWデータで撮影し、明るさや色などに補正を加え「現像」という調整を行い、写真を完成させています。逆にJPEG画像は、メーカーが考えた「現像」という処理をしたデータということになるのですが、富士フィルムでは、80年以上、フィルム製造で培った色再現のノウハウと強いこだわりをもっており、Xシリーズでも 富士フイルム製のフィルム名を冠した「PROVIA」や「Velvia」などの「フィルムシュミレーション」として、活用されており、RAWで撮影し現像処理をしなくても、JPEG撮って出しで充分満足のゆく写真を撮影することができます。

筆者も以前は、RAWデータで撮影して現像をしていましたが、Xシリーズを使いだしてからはJPEGで撮影、明るさなどを多少調整する程度になりました。

レトロなデザイン

MF時代の銀塩カメラを彷彿させるレトロなデザイン。また、モデルチェンジを行っても大きくデザインが変わらないのもXシリーズの特徴でもあり、もともとがレトロ風なこともあり型遅れになったとしても古臭さを感じさせませんので、機能的に不満が無ければ長く使い続けることが出来ます。

筆者は、「X-T10」が気に入っていましたし、機能的にも不満な部分はあるものの、それなりに使っていたので買い替えるきなどなかったのですが、「X-T30」の液晶ビューファインダーの綺麗さにびっくりして購入することにしたのです。それでも愛着があったので一時期、同時に使っていましたがX-T30の後でX-T10のファインダーをのぞくと「え?レンズ曇ってる?」と思うぐらいに見え方が悪く感じられるようになってしまったため手放しました。何の不満もなかったファインダーがこんな風に感じるようになるなんて、まさしく「知らぬが仏」だったように感じています。

エントリーモデル・上級モデルでの画質の差が無い
photo by FUJIFILM

ニコン・キャノン・ソニーなどでは、上級モデルはフルサイズ、エントリークラスはAPS-Cとセンサーを変えたり、プロセッサーをかえたりして差別化をはかっていますが、富士フィルムはAPS-Cセンサーでフルサイズに負けない画質を目指している為、フルサイズセンサーは採用していません。そしてエントリーモデルも上位モデルでも同じセンサー、同じ画像処理エンジンを採用しているので画質の差が無いのです。よって他のメーカーよりも低価格で、上位モデル並みの画質を手に入れることが出来るのです。

※X-AシリーズとX-T3桁シリーズは、ベイヤーセンサーを使われているので、上位モデルと発色の差があるのでご注意ください。

エントリークラスのレンズでも高性能

Xシリーズでは、「XFレンズ」「XCレンズ」がありますが、XCレンズは、エントリーモデルのキットレンズ用としてラインナップされています。通常、エントリーモデル用のキットレンズは、入門用として位置付けらてているので、価格を抑える意味合いで画質が犠牲になることが多いのです。例えばエントリーモデルのキットレンズである「XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ」では、レンズマウントが金属ではなくプラスチック製だったり絞りリングが省かれていたりとコストカットは行われていますが、画質に影響のあるレンズ部分には、EDレンズを採用することで画質の向上が図られています。

Xシリーズ ラインナップ

Xシリーズを大別すると、以下のものがあります。

  • X-Proシリーズ
  • X-Tシリーズ
  • X-Hシリーズ

これを更に細かく分類すると

X-Trans CMOSセンサーX-Trans CMOSセンサー  ベイヤーセンサー
上位モデルエントリーモデル  エントリーモデル
  X-Proシリーズ    X-Eシリーズ     X-Aシリーズ
  X-T 一桁シリーズ    X-T 二桁シリーズ    X-T 三桁シリーズ  
  X-Hシリーズ    X-Sシリーズ  
X-Proシリーズ
Photo by Amazon

光学ファインダー(OVF)と電子ビューファインダー(EVF)の切り替えができる「ハイブリッドビューファインダー」が最大の特徴で、レンジファインダー機を思わせるスタイルをもったモデルです。

どちらかというとマニアックなモデルで、フィルム時代から撮影を楽しんでいた方向けに特化していると思われます。それを証明するかのように、最新型のX-Pro3では、モニターは通常、露出しておらず開けると見える仕組みになっています。

これはフィルム時代は、撮影した画像の確認は、現像に出すまで確認できなかったので、その時代を偲ぶカメラマンを意識してのことだと思われます。

ですので、カメラに興味を持ちだした初心者の方には、少々、敷居の高いモデルとなっています。

X-Eシリーズ
Photo by Amazon

X-Proシリーズのエントリーモデルの位置づけで、「ハイブリッドビューファインダー」は搭載されていませんが、レジンファインダー機を思わせるスタイルは踏襲されています。また、モニターが固定式でフラッシュも内蔵されていないので、その分、小型軽量なモデルになっています。画質に関しては、一世代前のX-Pro2と同じセンサーが搭載されており、なんら遜色有りません。X-E3が現行モデルですが、X-E4が発売されれば、X-Pro3と同じセンサー・画像処理エンジンが搭載されるはずです。

X-T 1桁シリーズ 
Photo by Amazon

X-ProやX-Eといったレンジファインダースタイルの機種とは違い、ファインダーを中央位置に配したデザインが採用されています。最新モデルのX-T4では、新たにボディ内手振れ補正やバリアングルモニターなど新たな機能が加わり、さらなる進化を遂げています。

Xシリーズの特徴であった、どのモデルでもバッテリーが同じ、「NP-W126」または、「NP-W126S」という同形状のバッテリーが採用されていましたが、手振れ補正の追加で電力消費が増えたためか、X-T4では、大型の「NP-W235」が採用されると共に撮影可能枚数は増えています。しかし、複数のボディをお持ちの方にとっては、バッテリーの供用が出来なくなったのはつらいかもしれませんね。バリアングルモニターの採用も賛否両論あるようですね。X-Pro3もそうですが、液晶モニターを隠す方向なのかな?

X-T 2桁シリーズ
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上位モデルの一桁シリーズとは、防塵防滴、ファインダーの大きさ、連写枚数などの機能面での違いがありますが、撮影性能はそのままに、ボディを小型軽量にしたものが、X-T 2桁シリーズです。現行モデルは、X-T30でX-T3のエントリーモデルの位置づけですが、X-T3と同じ「X-Trans CMOS 4センサー」が採用されています。X-T3からX-T4になってもセンサーの変更はなかったので、X-T30から、次期モデルのX-T40の方も変更なさそうですね。

X-Hシリーズ 
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FUJIFILMミラーレス機の中では、一早くボディ内手ブレ補正機能を搭載し、室内での撮影などの低速シャッターに強くなりました。また、大型のボディと強化されたマウント及びしっかりしたグリップ部を有しているので、大型レンズを装着しても安定した撮影が行えます。また、動画機能が強化されたモデルです。発売されてから時間が立っているので、手振れ補正の効果はX-T4の方が上のようです。

X-Sシリーズ
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クラシカルな操作系やデザインでグリップも小さめのデザインのものが多い、FUJIFILMのカメラにおいて、X-Hシリーズ同様に大型のグリップ、ボディ内手振れ補正が採用されています。操作系は、通常のミラーレス風に変更になっています。初心者には、このモデルが使いやすいかもしれません。手振れ補正の効果は、X-T4程ではありませんがエントリーモデルに搭載されただけでも凄いことです。

X-Aシリーズ
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こちらのモデルは、電子ビューファインダーが搭載されていない事と、「X-Trans CMOS」ではなく、通常の「ベイヤーセンサー」が使われたシリーズです。発色には定評のあるFUJIFILMのカメラですので、十分綺麗な絵は撮影することはできますので、ファインダーが不要で小型軽量を重視する方にお勧めです。

X-T 3桁シリーズ
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3桁シリーズは、エントリーモデルの中でも。プレミアムエントリーモデルと呼ばれ、初心者でも使いやすい操作系を取り入れた、入門用の位置付けになっています。X-Aシリーズと同じく、「X-Trans CMOS」ではなく、通常の「ベイヤーセンサー」が使われたシリーズになります。

初めてミラーレスの購入を考えている方には、一つ前のモデルの「X-T100」なら、標準レンズと望遠レンズがセットになったものが、「X-T200」のレンズキットと同じぐらいの価格です。

富士フィルムのレンズは、エントリー用のレンズでも、写りの良さには定評がありますので、今後ボディを買い替えたとしても十分使っていけるので無駄にならず長く使う事が出来ます。

Xシリーズの中で、ツーリング用としては、小型のものが使いやすいので、ファインダーが欲しいなら、上位モデルと画質は同じで小型軽量な「X-T30]、「X-E3]、「X-S1]のエントリーモデルを選ぶと良いのではないでしょうか。

なるべく価格は抑えたい場合は、センサーが違い上位モデルとは発色はことなるものの、富士フィルムならではの発色が楽しめる、ファインダー有の「X-T200]、ファインダーなしの「X-A7]のを選ぶといいでしょう。ただしコンパクトさを求めるなら、同じファインダー付きのX-T30よりもX-T200の方が大きいので注意してください。

筆者からひと言

お気に入りのモデルは見つかったでしょうか?ツーリングに使うとなると転倒によりカメラもダメージを受けることも考えられるので躊躇してしまいますよね。筆者は「X-T10]、「X-M1」、「X-T1]、「X-T30]と使ってきましたが、古いモデルでも画質的には不満はなかったので価格の下がっている旧モデルを狙うのもアリかと思います。ただ現行モデルは、機能的な向上は当然ですが、発色が今までとは少し違ってきており、何とも言えない良さがありますので、予算に余裕があるなら現行モデルをお勧めしますが、予算や使用状況を検討の上、是非ご自分に合った相棒を見つけてくださいね。

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