現在、ツーリングのお供に「XF55-200mmF3.5-4.8 R LM OIS」を使用していますが、「300mmがあれば」と思うシーンも多々あり、「XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR」の発売を楽しみにしていましたが、「XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR」買い替える価値があるか比較してみます。
XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR | XF55-200mmF3.5-4.8 R LM OIS | |
レンズ構成 | 12群17枚 (非球面レンズ1枚、EDレンズ2枚) | 10群14枚(非球面レンズ1枚、スーパーEDレンズ1枚、EDレンズ1枚) |
焦点距離 | f=70-300mm | f=55-200mm |
最大口径比 | F4-F5.6 | F3.5-F4.8 |
最小絞り | F22 | F22 |
羽根枚数 | 9枚 | 羽根枚数:7枚(円形絞り) |
最短撮影距離 | 0.83m | 1.1m |
最大撮影倍率 | 0.33倍(T端)35mm換算0.5倍 | 0.18倍(T端) |
外形寸法 | Ø75mm x 132.5mm(W端) Ø75mm x 205.5mm(T端) | ø75mm × 118mm(W端) ø75mm x 177mm(T端) |
質量*2(約) | 580g | 580g |
フィルターサイズ | 67mm | 62mm |
手ブレ補正効果 | 5.5段分 | 5.0段分 |
テレコンバーター | ○ | × |
レンズ設計の事は良くわかりませんが、双方の使用しているレンズを比較すると非球面レンズを使用しているのは同じですが、「XF55-200mmF3.5-4.8 R LM OIS」には、「EDレンズ」より補正効果が高い「スーパーEDレンズ」が使われていますが、「XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR」には使われていません。レンズ枚数を減らすために「スーパーEDレンズ」使用していたのかもしれませんが、このあたりが、どう描写に影響するのかが気になるところです。
「XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS W」は焦点距離が伸びているにも関わらず、外径・重量は同じで全長だけが14.5mm伸びただけなのは立派だとしか言いようがありません。また、手振れ補正の効果も上がっていますので上出来と言えますね。
「XF55-200mmF3.5-4.8 R LM OIS」の手振れ補正効果は4.5段と記憶していたのですが、FUJIFILMサイトでは5段分と表記されていたので確認してみると「ファームウエア Ver.1.11」で、手振れ補正効果の向上が図られており、「XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR」との手振れ補正効果の差は0.5段分という事になります。
「XF55-200mmF3.5-4.8 R LM OIS」は、いわゆる” こってり系 ”で、線が太くコントラストの高い描写です。私はあまり好みではないので、「XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR」の描写が同じ傾向なら魅力が半減してしまいますので、もう少し様子を見てから判断したいと思います。
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