当初は、納車されてからパーツを揃えるつもりだったが、SSTR2022の出走までに納車されそうな雰囲気になって来た時点で最低限のパーツを購入しておいた。何とか間に合ったテネレ700に用意したパーツと前車からの外しておいたパーツを取付けた。SSTR出走直前という事も有、紹介できていなかったので、紹介しておきたいと思う。
USB電源の確保
テレネ700には、標準でシガーソケットが備えられており、USBチャージャーを差し込めば、すぐにUSB電源が確保できるのだが、雨ですぐにダメになりそうな気がするので、カウル内でUSB電源を取り、USBケーブルのみをスマホホルダーまで取り廻すことにした。
アクセサリー電源の取り出しは、車両ハーネスから分岐しても良かったのだが、納車してすぐにハーネスに傷を入れる気にならず、純正のアクセサリー用の「ワイヤーリード XTZ690 Q5K-YSK-001-U57」から分岐する事にした。
テネレ700には、右側のカウル内にアクセサリーソケットを備えているので、そこに「ワイヤーリードXTZ690」を接続して使用する。分岐用のコネクターは残しているので、今後純正アクセサリーを付ける際も、コネクターで接続する事が出来る。
USBチャージャー
USBチャージャーは、ダイソーの物を使用することにした。チャージャの端子にハーネスを半田付けし使用した。このチャージャーは、300円するが、「USB PD(USB Power Delivery)」が使える。これをボルト穴が2個のと接続した。ここから両端がUSB-Cになった急速充電用のケーブルをスマホホルダーまで取り廻した。
他の車両では、通常のUSB-Aタイプの物で充電を行っていたが、低速充電しか行わないため、状況によっては、受電しているにもかかわらず微妙にスマホの充電量が下がっていく場面ががあったが、「USB PD」では、高速充電の表示となりあっという間に充電されるようになった。
電圧計&チャージャー
特に電圧計が欲しかったわけではないが、テレネには左側だけではなく、右側にもシガーソケットを取取付用の穴があるので、車に付けるつもりで購入していた電圧計及びPDチャージャーをETCのアンテナ設置作業のついでに取付けた。
こちらも、雨天時の使用はトラブルを起こす可能性が有るので、通常のチャージャーとしては使うことは無いが、過去にツーリング中に充電できなかった経験があるので、予備的な意味合いで取り付けている。
車両側のシガーソケット穴が少し小さかったので、ヤスリで削って少し穴を広げる必要があるが、簡単に削るれるので作業はしやすい。
嵌め込んでロックネジで固定するだけで完成。この商品には配線も付属していたが、頼りない配線だったので使用していない。作業にはヘッドライトを外す必要がある。
誤算だったのは、この電圧計は表示の横にあるボタンを押すと点灯するタイプなので、確認の際はキャップを開けてボタンをいちいち押す必要がある。
こちらの商品は、ボタンが無いので電圧計が常時点灯するのかもしれない。次はこちらを購入する予定だ。
ETC車載器
ETC車載器は、二輪用ではなく軽自動車で登録した四輪用を取付けた。電源はUSBと同じく「ワイヤーリードXTZ690」から取り出し、アンテナはヘッドライト上側のカウル内側に張り付けた。ここなら外から見えずスッキリするし、直接雨も当たらない。
車載器本体は、フロントシートとタンデムシートの間にセットした。フレームとフェンダーの間に挟む形だ。こうしておけばタンデムシート側からETCカードの出し入れは出来るので、タンデムシート下のスペースが有効に利用できる。
スマホホルダー
スマホホルダーは、長年使用している自作品。ホルダーはミノウラのマルチホルダーを使用した。
新しいものは締め込み部分にローレット加工が施されており、手でも回しやすいように改良されているる。
クランプ位置がハンドルの斜めになっている部分にしか取付けることが出来なかったため、急ごしらえでアルミの平板を捻じったステーを作った。
デイトナのスマホホルダーは、ミノウラのOEMだと思われるが、首振り式のホルダーが用いられており、ハンドルの斜め部分に取り付けても角度を調整することができ、私のようにステーを捻じるような加工が必要ない。以前はミノウラでも首振り式のホルダーがあったはずだが、現在は販売されていないようなので、デイトナの商品を紹介しておく。
私の手持ちには1穴タイプしか持ち合わせていないので、これを使っているが、これから購入を考えている方には、ボルト穴が2個るためより強固に止める事ができる「SM2229-2」の方をお勧めしたい。
リヤキャリア
リヤキャリアはアマゾンで購入したノーブランド品。価格は安かったが到着した時の無残な箱の潰れており、板面とステーを固定する部分の曲がりがあったりと安かろう悪かろうの見本のような代物だったが、時間が無いので曲がりを修正して取り付けた。
そんな代物でも、リヤバッグはしっかりと固定することができ、ステー部分がクラブバーを兼ねており押し歩きが非常に楽になった。
SSTRから帰ってきてから少し手を加えた。この手のリヤキャリアは本来、トップケースをせて使用するもののように思うが、リヤバッグ派の私としてはフックがあると便利なので、ステンレスボルトを使い増設しておいた。
メーター保護プロテクター
メーター保護のフィルムだが、貼り方を失敗してしまい少し気泡が入ってしまったものの、視認性に問題が無いのでそのまま出かけたが、2枚セットだったので、気が向いたら張り直そうと思っているが、そのままになりそうな予感。
最後に
SSTR出走前に大急ぎで行った作業の紹介を終わるが、その中で、スマホホルダーの取付け方を紹介したついでに次回は、自作スマホホルダーについても一応紹介しておきたいと思う。もし興味のある方はご覧ください。
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