天橋立と言えば「笠松公園」や「天橋立ビューランド」を思い浮かぶかもしれません。人気のスポットですが、その分観光客も多い場所でもあります。今回紹介するのは、マイナーなですが静かに鑑賞する事が出来る「海園望」と「雪舟観展望休憩所」を紹介したいと思います。
海園望
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海園望は、公共の施設ではなく、地元企業である三洋商事が平成6年に社員の厚生施設と市民の集いの場として建設された私設展望台です。
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宮津湾と横一文字の天橋立が一望できる海園望ですが、天橋立が後ろの山と同化してしまい判別しにくいのが惜しい所。
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しかし、宮津湾の対岸を一望できる風景は必見です。
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眼下に、京都丹後鉄道宮舞線が走っているので、のどかな海沿いを走る列車の撮影を目的に立ち寄っても良さそうです。
天橋立雪舟観展望休憩所
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次は、海園望から見えていた「天橋立雪舟観展望休憩所」へ移動します。
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海園望から 約5分ほどで到着します。
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登り口の鳥居。鳥居の前にスペースがあるので、本来ならここに駐車できそうですが、この日は目の前が道路工事が行われており片側通行とされていたために、入ることができませんでした。
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海園望から見えていたのは、ここからですね。空と鳥居のコントラストが素晴らしい。
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朱色が映える鳥居を上って行きます。
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鳥居を抜けると少し広いスペースがあり海側にベンチが設置されています。
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更に階段を上がります。
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鳥居の奥にはあるのが「獅子崎稲荷 」です。
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ちゃんとマスクしてもらっていますね。
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獅子崎稲荷 の脇を通り、山道を少し登って行くと東屋が見えてきます。
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「天橋立雪舟観展望休憩所」 に到着です。
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室町時代後期の画僧、雪舟が描いた国宝「天橋立図」の構図とよく似ていることから、「天橋立雪舟観展望休憩所」からの景観が「雪舟観(せっしゅうかん)」と呼ばれるようになったそうです。
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東屋の裏に回ると、ここにも鳥居があり、こちらにもお稲荷様が祭られていました。
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休憩所を後にし、来た道を戻りますが脇道があったので、そちらの方を通ってみることにします。画像の右手が登ってきた道。左手の道を進みます。
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階段のない急な坂道になっています。
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鳥居の方から見ると、コンクリート舗装部分が下りてきた道。右に下って行けば鳥居の下側へ。左手側に登って行けば鳥居の上側に繋がっています。恐らく、こちらが元々の道で「天橋立雪舟観展望休憩所 」 を整備する際に階段が出来たのではないかと思います。
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また、獅子崎稲荷は、「みつばつつじ」の名所でもあり、4月中旬~4月下旬には、鳥居を取り囲むように山肌をピンク色に染めるようです。
最後に
天橋立が見える展望台、「海園望」と「天橋立雪舟観展望休憩所 」を紹介しましたが、こちら側からは天橋立の向こう側にある阿蘇海が見えず、天橋立と背景の山が同化してしまい、わかりにくいのが難点ですが、天橋立抜きでも眺望がすばらしい場所ですのです。海園望は、北タンゴ鉄道の撮影にも良いポイントですし、 天橋立雪舟観展望休憩所 は、海と鳥居のコントラストを楽しむことができますので、訪れて損はないと思いますので、是非訪れてみて下さい。
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