「兵庫・三田」テネレ700でのダート練習:母子大池

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テネレ700でのダート走行に慣れることを目的として出かけることにしたが、オフ初心者の私でも大丈夫そうな走り易そうなダートで、走ったことのある場所ということで思いついたのが、兵庫県三田市にある母子大池へと続く「紅葉とせせらぎの道」。ここなら何度も訪れているので安心だ。

「紅葉とせせらぎの道」

三田市の母子大池周辺は、自宅から下道でも1時間半ほどで豊かな自然を感じる事ができる場所で、時間がない時やのんびりコーヒーを飲みたい時に訪れる事が多い。

「紅葉とせせらぎの道」は、県道308号線から入るが、入口付近は舗装されているものの、すぐにダートが始まる。

「紅葉とせせらぎの道」は、以前、台風によって荒れたしまった部分が修復されたことで、それ以前よりも綺麗になっているものの、先にある砂防堤防から入口までの部分は手付かずのようで、入り口すぐのダートが一番走りにくいかもしれない。以前の状況に興味がある方は、以前の記事を見ていただきたい。

入口すぐのダートは短い距離で舗装路になる。そして小さい橋を渡ると砂防堤防が出てくる。この砂防堤防に溜まった水が池のようになっている地点、ここが私のお気に入りポイントなのだが、昨今のキャンプブームのせいか数台の車が止まっていた。仕方なく少し先の川沿いでコーヒーを淹れることにした。

お湯を沸かしていると、ボチャン!と何かが川の中に落ちる音がした。そちらに目をやると蛇が川を泳いでこちらに向かっていた。そして足元近くの岸へ上がって来たので、木の枝で追い払おうとすると、怒って段差を一気に駆け上がり、こちらを睨みつけながら威嚇している。お湯が沸いているのに近付けけず困っていたが、しばらくすると去ってくれた。

その後は、川の音を聞きながら入れたコーヒーをすすっていた。こんなひと時が大好きだ。そうこうしているとキャンプをしているグループが帰り支度を始めた。今から母子大池に向かい、戻ってきた頃には帰っているのではないかと、期待しながら片付けをし先へ進むことにした。

砂防堤防から先も舗装路とフラットダートが交互に現れる。ダート部分は概ね綺麗なフラット状態なので、オンロードでも走れる程度。

そこを走り抜けると、母子大池の手前に大きな駐車場が現れる。いつも思うことだが、どれだけの来場者を想定して作ったのだろう?と感じているが、ここに車が止まっているのを見たことがない。

そんな訳で、ここで8地の字やフルロックターンの練習をしてから大池に上がる事にしている。今回は、スタンディングで8の字の練習ををしてみたが、やはりテネレ700は、スタンディングがしやすい気がする。

母子大池の堰堤上に上がると、風が無いおかげで、穏やかな水面に空の青が映り込んで非常に綺麗だった。今回、下の砂防堰堤の所でキャンプをしている方々を見て、「母子大池の方も人が多いかも?」と思いつつ上がってきたが、ここは、いつも通りの静けさを保っていた。

帰り道、道路際に祠?のようなものと、石碑が立っていた。今まで全然気づかず通り過ぎていたようだ。

石碑によると、この道は昔の人が青野から母子を通り永沢寺へ行き来する本道で、その際にこの地蔵尊に手を合わせ、道中の無事と安全を祈ったそうだ。

地蔵尊から更に下り、砂防堰堤に戻ってくると、キャンプをしていたグループがいなくなり、いつもの場所で写真を撮ることができたが、いつもより水量が少なく今一つだった。

「紅葉とせせらぎの道」の入口まで戻ってきた。次は、県道304号線を北上し、「林道 大根谷線」へ向かうことにする。

「紅葉とせせらぎの道」は母子大池までは、3.6キロあるようだが舗装区間がそこそこあるので、もっと短く感じるが、砂防堰堤には水に浸かった立木があり、上がった先には並並と水を湛えた母子大池と雰囲気が良くお気に入りの場所だが、ダート中心に考えると少々物足りない。また、今回気が付いた事だが、母子大池の堰堤を渡った先にオフ車のタイヤ痕が続いており母子大池沿いに入っていった痕跡があ見て取れた。ここを訪れ、物足りなさを感じた方は、堰堤の先を探索してみても良いかもしれない。私は、テネレどころか、CRFでも躊躇してしまいそうなので当然パスだが、腕に覚えのある方はチャレンジしてみてほしい。

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