「兵庫県・丹波市」高谷山(横峰山) 展望台と狸穴の名水(五台山登山口)

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高谷山(横峰山) の展望台でコーヒーでも飲もうと、向かいましたが路面が凍結しており上る事が出来ませんでした。仕方なく五台山登山口の狸穴の名水で淹れたコーヒーを飲むことになりましたが、良い所だったので紹介したいと思います。

高谷山(横峰山) 展望台

高谷山(横峰山) 展望台には辿り着く事が出来ませんでしたが、どんな感じだったのかだけでも紹介しておきたいと思います。

そこそこの道が展望台まで続いているのではないかと予想していましたが、このゲートを見てその予想は覆されました。通常なら、このような獣除けのゲートのある道が大好きですが、この時期は凍結が心配です。

ゲートを抜けてすぐは、こんな感じだったのですが…。標高が上がるにつれて

すぐに、このような状態になってきて…。

Uターンするようなカーブの部分で、路面が完全に凍結していました。一応、登ろうと試みましたが、リヤタイヤが滑って全く上りませんでした。

これ以上は無理そうなので、諦めて下山します。ブレーキを掛けていてもズルズルと下がっていくのをなんとかターンさせました。

無事ゲートまで戻ってきました。

狸穴の名水(五台山登山口)

高谷山(横峰山) 展望台 を諦め、次に向かったのが 狸穴の名水(五台山登山口) です。場所は、高峰山から国道175号線を経由して、県道282号線(沼市島線)の突き当りになります。ここには狸穴の名水と呼ばれる湧き水があるようなので、ここの名水でコーヒーを飲むことにします。

しかし、五台山に近ずくと、やはり同じような雰囲気になってきました。「こちらもダメか…。」とやや諦め気味。

道路脇に石碑が建っていました。

水道建設の経緯と狸穴の水の由来が書かれているようですが、滲んで読みにくい。

狸穴の名水 に到着です。

石碑の所から強い勾配が付いていましたが、タイヤの轍部分を通ってなんとか上がる事が出来ました。

そのまま進むと、獣除けのフェンスがあり道が続いています。

ここが五台山登山口になっています。

石板には、由来が書かれていました。色が抜けて読みにくいのを何とか書き起こしたのでまちがっている部分もあるかもしれません。

この水は、九世紀初め名僧 弘法大師が全国布教の道すがら この地を訪れた際 旱天続きで渇きを潤す術もなく疲労極まりにしに、当地の老婆が乏しき飲み水を分かち与えた。大師は蘇生の思いてこの小野寺山を越えながら、情に厚い老婆の郷鴨坂を振り返り、謝恩の念を込めて手に持った杖を立て祈念した。

その杖穴より突然清水が噴き出し枯死寸前の桑田の田畑を潤し、その後どんな 旱天続きの年にも、水量水質共に変わらぬ清水が湧き里人は、この水を狸穴の名水と言い弘法清水とも讃え今日に至るまで、余田の郷人の民話として語り継がれているという。

この民話が元となり、大師の足元の銘板には、「ありがたや 五台の山の岩かげに 大師の恵み とわにあふるる」と書かれているんですね。

それでは横の広場で、狸穴の名水で淹れたコーヒーを楽しむことにします。

各所に丸太イスが用意されています。

濡れているので、持参のレジャーシートを敷いてイスを確保。隣でお湯を沸かします。

貸し切り状態で雪の中コーヒーを楽しみ、ゆっくり過ごせたので移動する事にします。石碑の所までは勾配の強いので轍を踏み外さないように、慎重に下って行きます。試験場の一本橋のようで、二輪限定解除の時を思い出しました。

最後に

残念ながら高谷山(横峰山) 展望台 の方には、上がることができませんでしたが、 狸穴の名水(五台山登山口) の方では、名水でコーヒーを楽しむことができました。初訪問で少し不安でしたが、すぐ横で名水が汲め、丸太イスも設置されていますので、静かに過ごしたい方には持って来いのコーヒースポットです。興味のある方は訪れてみて下さいね。高峰山の方は、春先にでも再チャレンジすることにします。

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