「兵庫県・丹波市」大杉ダム周遊林道と迫力ある法面

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兵庫県丹波市のマイナーダム、大杉ダムとダム湖を周遊している林道 大杉線の紹介と、その近くにある「迫力ある法面」を訪れてみましたが、イメージと違うので調べてみると法面工事をやり直したようです。せっかく訪問しましたが残念な結果となってしまいました。

大杉ダム

まず大杉ダムから紹介したいと思いますが、ダムの堰堤部から階段でダム下公園に降りれます。

上がってくる途中に、ダム下公園へ続く道がありますが、一般車両は進入禁止です。

ダムの上を通行する事が出来ます。

ダムの上からの眺め

ダム湖方面。

大杉ダムの石碑がありました。

石碑を超えた所から、林道 大杉線のようですが、ここからは未舗装区間となります。林道に入ってすぐに、「竹生島神社分室 水神社」がりました。太鼓橋が印象的です。

神社から来た道を見るとこんな感じです。道路脇に雪はありますが、路面はフラットなダートで走りやすいです。

ダム湖周辺を「大杉ダム自然公園」として整備されています。

ダム湖の奥に進むにつれて雪が深くなっていました。

未舗装区間が終わると、「大杉ダム自然公園オートキャンプ場」が出てきました。ダム湖沿いにキャンプサイトの区画が並んでいます。

管理棟

オートキャンプ場は、12月1日から3月15日まで冬季休園していました。

オートキャンプ場から道なりにダム湖沿いを走ると、元の場所に戻ってきます。ここに「林道 大杉線」の印がありました。幅員4.0m 延長は962m。

裏側には、竣工日が記載されていました。

林道区間は短いので、オフロードを楽しむには物足りませんが、静かで良い所でした。ダム下公園へは降りませんでしたが、気候が良い時期にまた訪れたいと思います。

迫力のある法面(のりめん)

「迫力のある法面」って何?と思うかもしれませんが、ここを知ったのは「ぶらり丹波路」で見た丹波市市島町徳尾谷上地区の法面の画像がきっかけでした。

一般的に法面(のりめん)とは、切土や盛土により作られる人工的な斜面、または自然斜面の事を指しています。

そうやってできた斜面がは、そのままでは崩れてくる恐れがあるので、落石予防、保護を目的として施工されるのが法面工事です。

法面工事には、様々な工法があるようですが、今回紹介する「迫力のある法面」は、現場吹付法枠工と呼ばれるもののようで、斜面に型枠を設置しモルタルを吹付た後、枠内部に石張・ブロック張、モルタルや植生吹付などを状況に合わせて行われるようです。

元々は竹林だったと思われますが、2014年8月の丹波豪雨で目の前を流れる川が氾濫し、土砂崩れにより、この場所にあった民家は押しつぶされてしまったようです。その土砂崩れ跡が法面工事が行われ、このような形状になったようです。

Googlemap ストリートビュー

ただ残念なことに、 「ぶらり丹波路」 で紹介されていた画像とあまりにも違うので調べてみると、Googlemapのストリートビューでは、画像のような「迫力のある法面」でしたが、現在は升目の間隔がやや広くなり、地形も整えられていることから再度、改修が行われ「やや迫力の無くなった法面」になってしまっていました。以前は下側に配管が設置されていることから、法面を流れた水を集めて排水する設計だったのが、改修後はそれを止めたみたいですね。

迫力は欠けてしまいましたが、雰囲気は悪くないので機会があれば立ち寄ってみて下さい。

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