「京都・福知山」選奨土木遺産 両橋(りょうはし)

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両橋は、1938年(昭和13年)に竣工された京都府福知山市にあるアーチ橋で、支間の大アーチ、拱腔部の小さな連続アーチ、そして高欄にもアーチが組み合わされた姿が印象的な意匠に優れているとして、2008年(平成20年)に土木学会により土木遺産に認定された、山陰街道の名橋を紹介します。

山陰街道は、現在の北近畿から島根県に相当する京から丹波、山陰地方を経由して周防国へ至っていました。当初は区間ごとに「山陰道」、「山陰路」、「丹波街道」、「丹波路」、「丹州路」とも呼ばれていたそうですが、明治時代に京都府令により「山陰街道」に統一されています。

山陰街道の ルーツは古代の幹線道路である山陰道ですが、古代山陰道は、平城京(奈良)、平安京(京都)から兵庫、鳥取、出雲地方へ向かうルートだったとされていますが、街道と呼ばれるようになった近代山陰道は京都から福知山城へ向かうルートが取られました。これが後の国道9号線となっています。

今回紹介する両橋は、国道9号線から少し外れた旧道に存在しています。

到着して驚いたのが道路の広さ。もっと狭いと思っていたのでセンターラインが引かれているのに驚きました。さすが山陰街道上の橋だけありますね。

左側の親柱には、「昭和十三年九月竣功」と書かれています。

右側は、漢字で「両橋」。この橋自体は鉄筋コンクリート製ですが、親柱だけは花崗岩を使用しているそうです。

橋を渡った反対側の親柱には、「土師川(はぜがわ)」と書かれています。逆光&直射で撮影しづらい…。

反対側は、こちらは陰で見づらくなっていますが、ひらがなで「りょうはし」とあります。

橋の上からの風景。下に見える農道の方へ廻ってみます。

橋の下側に回るには、橋の横にある郵便局から両橋を渡り福知山方面へ進んだところの交番を過ぎた所を左折。

曲がると、土師川の方へ下って行きます。

左手に神社が現れます。

舗装路が続いていますが、右側の未舗装路に入ります。

獣除けのフェンスが現れますが、施錠はされていません。開けたら閉めるのをお忘れなく。

土師川沿いを進んでいくと橋の袂に到着します。橋の上からでは欄干しか見えず、両橋の良さが今一つ分かりませんが、下側から見るとアーチの造詣が素晴らしく、土木遺産に認定されるのも頷けます。

橋の下を通り反対側にも回れます。向こう側には、国道9号線の兎原大橋と2012年3月に追加された兎原大橋側道橋が見えていますね。

橋脚部分。

反対側からの眺め。

帰りに神社にも立ち寄ってみました。

神社名は、すっかり消えてしまってわかりません。

狛犬様も年季が入っていそうですね。

本堂の中に「梅田神社」と記載がありました。もともとは単に春日大明神と称していていたそうですが、江戸時代の末期に水原村下里にあった梅田神社を移転合祀し、「梅田春日神社」となっているようです。今回は時間が無かったので春日大明神の方を見落としたようなので、次回の訪問で確認したいと思います。

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