久しぶりのCRF250Lネタだが、県道1号線沿いで見つけた「林道 新鞍谷線(あたくらだにせん)」を紹介したい。案内図によると、林道内に滝や大きな栃の木などの存在が示されており、それほどハードな印象ではないので入ったものの、進むにつれてドツボに嵌った林道を前篇・後編に分けて紹介する。
新鞍林道案内図
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案内図によると、府道1号線から「林道 新鞍谷線」に入り、「林道 妻尾谷線」を経て、再び府道1号線に出るようになっており、「夫婦滝」「栃の木広場」「木立の窓」といった観光的な要素が含まれた、フレンドリーな感じがしたので入ってみることにした。
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案内図の地点から西側に入ると、「林道 新鞍谷線」と林道標識があったので、「新鞍林道」ではなくこちらが正式名称のようだ。
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獣除けのゲートを開けて入る。滑り止め付きの綺麗な舗装路が続いている。
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中に入ると若干舗装が荒れてきたが、綺麗な部類だ。
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さらに進むと、大きく左に曲がりながら登っている坂道が見えている。この辺りから、路面が荒れ気味になってくるが、林道なのでこんなものだろう。
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急な坂道を登ると再び、路面も綺麗になった。そして、崩落部分もきちんと修復されているので、「やはりきっちり管理されている林道だ」と、この時はまだ安心していた。
夫婦滝
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そして「夫婦滝」に到着。
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多分これの事だと思うが、水量が少なく、右側に水が流れているのは何とかわかるものの、左側の流れは見当たらず「夫婦」になっていなかったのが残念だ。
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次に目指す、「天狗岩」までの区間には、大きな落石があった。
天狗岩
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そして「天狗岩」に到着したものの、それらしきものが見当たらない。
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あたりを見回すと、正面の看板が右方向を示しているのに気づいた。この下は切り立っているので降りれそうもないが…。
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そう思いながら、下を覗き込むとロープが張られている。どうやら、これをこのロープを伝ってゆけば天狗岩に辿り着くのだろうか?
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ロープ伝いに進むと正面に大きな岩が出てきた。これが天狗岩なのだろうか?しかし、ロープは、まだ、その向こう側に続いている。
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慎重に岩山を超えると、一気に視界が開けた。とても見晴らしは良いが、切り立った岩の上にいるので、なかなかスリリングな場所だ。
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ロープの最終は、こんな細い枯れ木に結び付けてあった。ここで終わっているので、どうやらここが「天狗岩」のようだ。
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来た道を振り返るとこんな感じ。岩に杭を打ち込んでガイドロープを通してある。画像ではわかりづらいかもしれないが、両サイド切り立っている上に足場も良くない。
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肝心のガイドロープは、所々、抜けている所があった。先は細い枯れ木に結んであるだけで、ガイドロープの杭は抜けている所もある…。こんなのに命を預けてたのかと思うとゾッとした。まして、ソロなのに、こんなところで滑落したら誰も気づいてくれないだろう。
栃の木広場
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「天狗岩」を後にし、次に現れたのが栃の巨木。入口の「新鞍林道案内図」には、「栃の木広場」とあったが、ここの事だろうか?
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広場というよりも、原っぱという感じだが、栃の巨木がは見ごたえ十分だ。
木立の窓
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栃の木広場を過ぎた先には、未舗装の分岐があった。少しだけ入ってみると作業道の様なので引き返してきた。
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元の道に戻り、少し進んだところに「窓への登り口」があった。
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ここを登って行くようだ。先程の分岐と繋がっているのかもしれない。
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どんなところだろう?とワクワクしながら登って行くと、すぐに下りになり、丸太が積まれ通行が規制されていたので引き返すことにした。
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そして少し戻ると、左に上がる道があった。「木立の窓」というネーミングから、展望台のよう所かと思い、それなら高いところにあるのだろうと言う事で、そちらを進んでみることにした。途中、分岐があったが、とりあえず登りを選択して進むことにした。
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すると、急な下りとなり、尾根になってしまった。
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尾根側から見上げた所。YouTubeなどでは、こんなところを走っているのを見るが、何かあった時のことを考えると、単独では走る勇気もなく諦めることにした。
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結局、木立の窓は、わからず仕舞いだが、走りやすいダートを楽しめたので良しとしよう。
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そう思いながら、ここを下りきれば林道に出る地点まで戻ってくると「木立の窓へ ようこそ」と書かれていた。
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「えっ!ここ?」って感じだ。そういえば登っている時、左手が少し開けているなと思い、そちらを見ながら走っていたような気がする。そのため案内を見落としてしまったのだろう。しかし、当初は、もっと良く見えていたのかもしれないが、今は木が伸びてしまい、やや残念な感じだった。
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直進すると、下りになり丸太で封鎖されていた地点。画像で見えないが黄色の矢印で示した部分に登りの道が続いているので、丸太封鎖されていたので引き返し、この案内の手前を進んだので、気付かないまま、どんどん登っていたようだ。
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入口から登った最初のピークが「木立の窓」だったことになる。木立の窓を探して、散々走り回ったようにに感じているが、新鞍林道案内図によると、この林道を進み再び県道に出るまでの1/3程度しか走れていないことになる。
この後も引き続き「林道 新鞍谷線」の先を進んだが、しっかりと管理されていたのはここまでで、これから荒れてくるとは、思いもよらなかった。続きは後編で紹介したいと思う。
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