世界最小のシングルストーブ・ボルドーバーナーの紹介と使い方

スポンサーリンク
アウトドア
スポンサーリンク

使用頻度は高くないのですが、私のお気に入りの道具の一つで、そのシンプルで芸術的なデザインに惚れている「ボルドーバーナー」を、これから購入しようかとお考えの方に向けて紹介し、使い方をわかりやすく解説します。これを読めば、欲しくてたまらなくなるはずです。

ボルドバーナー(BORDE BURNER)

ボルドバーナー(BORDE BURNER)は、約80年前の1939年にアルプスの高地で雪崩の研究をしていたジョセフボルドが、自分一人分の食事を作るために標高や寒さの中でも安定した火力を取り出せ、構造がシンプルで手早く着火できる構造のものとして開発されたバーナーです。

ボルドの跡取りとなっバダーという職人さんが1つ1つハンドメイドで作られていましたが、現在は、製造を止めてしまったようで、新品は入手不可となっています。

サイズ・重量


サイズ φ40x170mm 重量 250gでホワイトガソリン使用の世界最小シングルストーブと言われています。

流通価格

製造されなくなった影響からか、「ヤフオク」や」「メルカリ」「ラクマ」などで、3万~4万円程度で取引されているようですね。今後,まだまだ価格が上昇する可能性もありますので、お探しの方は早めに入手する方が良いかもしれません。(2020年11月現在)

使用方法

使い方と言っても、難しいことはないのですが、簡単に説明しておきます。

まず最初に、本体後部のキャップを付属のステンレス棒を利用して開け、ホワイトガソリンを入れますが、口が細いのでロートを使用して入れてください。私は、キャプテンスタッグのステンレス製のロートを使っています。肉厚があり質感が良いので気に入っています。

ホワイトガソリンは、コールマンのものが入手しやすいと思います。

次に、本体を手で握りタンク内の燃料を温めます。こうすることでタンクの内圧が上がり燃料が噴出されてきます。

気温が低い時などでは、タンク内圧が上がりにくいのでバーナーでパイプ部分を炙ると早く添加することが出来ます。そんな時に、ソトのポケトーチが便利です。燃料として使われているのが100円ライターなので100均で3個セットになったものが使えるので便利なのに、火力も強くお勧めです。

バーナー先端を開くと、燃料がポタポタ出てくるので、着火します。

この状態で、過熱をしていくと次第に燃焼音が大きくなってきますので、先端を締め込み青い色になるように調整すればOKです。

この状態になれば、青い炎と燃焼音の大きさで判断すれば一番良い燃焼状態を見極められると思います。

本来は、石などを利用してゴトクとして使うのが、本来の使用方法ですが、ゴトクを用意する方が使い勝手が良いです。

消化方法は、付属のステンレス棒でノズルを締め込んでいけば火を消すことが出来ます。この時、タンクの方まで熱くなっていますのでやけどにご注意くださいね。

持ち出すときに予備の燃料入れに、ヒップフラスコがお勧めです。サイズが色々ありますので持ち出す量によって大きさを選ぶことが出来ます。

最後に

この記事では、ボルドーバーナーについて説明と、使い方を解説しましたが、新品の入手が困難になり中古価格も高騰しているようですが、手に入れたらきっと気に入るはずです。

バーナーにも種類があり簡単に着火できるものもありますが、アウトドアの醍醐味は、不便さや道具を使いこなすことも重要ウエイトを占めています。その中でもこのボルドーバーナーは、着火するにもひと手間掛かりますし、ゴトクは無いし使い勝手が悪いと言えばそうなのかもしれませんが、見ているだけでも美しいフォルム、力強い燃焼音が男心をくすぐります。是非、使ってみて下さい。

コメント