先日、高速道路走行中、フリーズしてしまったスピードメーター。現象は、提出した画像で確認してもらえたようで、スピードメーターASSYの交換をすることになった。走行距離に影響するスピードメーターを交換することに抵抗があるが仕方がない。部品の入荷連絡があった日の夕方に販売店へ伺った。
今後、距離を総走行距離を把握する上で、オドメーターの数値をきっちり2,000キロにしてから、メーター交換をと考えていた。そこで週末に距離合わせを兼ねたツーリングに出かけるつもりだったが、画像を見せたのが月曜日で、そこから中4日で部品入荷の連絡があった。今考えると慌てて交換する必要もないのに、入荷連絡の当日に交換に伺ってしまい、走行距離 1,598キロという中途半端な数値での交換となってしまった。
先日伺った際は、作業に時間がほしいと言われていたが、「スクリーンを外し、前側から止まっているメーター固定ボルト二本外せば取り外せるのだから、待ちでやってほしい」と伝えていたこともあり、店を出るまで30分もかからなかった。
こちら取り外した不具合の合ったメーター。
こちらが、新しく取り付ける新品のメーター。
どちらも同品番で、「BEH-83500-00」となっており、対策品という訳ではない様だ。ただバーコード下の数字が違っており、古い方が「22418B596Y088」、新しい方が「22324A623K092」となっている。バーコードの先頭部の数字は生産国を示すが、このメーターのバーコードはどちらも、流通させる必要のない商品用の小売業インストア用コードの「22」となっていることから、ヤマハの社内管理用のバーコードのようだ。
メーカーでは、テネレ700のメーターの不具合は、他に確認されておらず、現物を確認し、「BEH-83500-00」の品番のメーターすべてに不具合があるのか、バーコード「221418B596Y088」の付いたものに不具合があるのか、もしくは単純に私の車両だけで起きた単一の不具合なのかについて確認が行われる模様。
今回、新品のメーターに交換したものの、私のテネレ700単一の不具合でなかった場合、再び同じ現象が発生する可能性が残されているが、バーコード番号が違うことから、生産地域やロットの違いにより解消されているかもしれない。しかし、今後、同様の症状が多発し、「MT-09」と同様のリコールが出た場合は、再びスピードメーターを対策品に交換する事になるだろう。
「MT-09]は、平成30年2月12日~令和3年1月28日製造分が対象で、リコールの届け出が、令和4年2月2日。対象の初期からすると、4年経過してからのリコール届出となっている。もし、テネレ700のメーターフリーズを、今回初めて知ったとすれば、リコールが出されるのは4年後?そうなると、リコールによるメーター交換までに、初回の車検を迎えることになる。車検時、新しい車検証には受検時の走行距離が記載されるため、5年目の車検までにメーター交換をすると走行距離が車検証の記載より少なくなってしまう。そのためメーター交換から、5年目の車検までの間に乗換えや売却を行うとすると、オドメーターの距離が実際より少ない「メーター改ざん車」となったり、交換が記載した記録簿を付帯したも「メーター交換車」という扱いとなる可能性があり、査定にどの程度影響するのかが気になる所だ。
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