母子大池の次に、未舗装路の練習場所として訪れたのは、「林道 大根谷線」。ここも舗装と未舗装路が交互に出てくるフラットなで走りやすい林道だ。また移動の際、県道304号線を通った際に見かけた「恐竜岩の淵」や「尼ん滝」も合わせて紹介する。
恐竜岩の淵
県道を走り出すと、「恐竜岩の淵」という看板に目が留まった。
奥を覗くと、ベンチと川に降りる為の階段のようなものが設けられているのが見えた。
非常に気になるが、「無断立入禁止」「罰金一万円」と書かれているので、許可を得て見に行こうと書かれている電話番号にかけようとしたが、この場所ではソフトバンクは圏外となっており掛けることができなかった。次回は、電波の通じる場所で許可を頂いてから訪れたいと考えているが、固定電話なので、お留守の場合は許可を頂けないかも?
尼ん滝
恐竜岩の淵を諦め、次に向かったのが少し走った先にある「尼ん滝」。
尼ん滝は、河原に降りないと見えないので、目印となるのは少し道路幅が広くなっている所。バイクなら余裕だが、自動車でもなんとか駐車可能だ。広くなっている部分の手前には、解説が書かれた看板が設置されている。
解説の隣にある石段で河原に下りて行く。
すると、尼ん滝が現れる。解説によると正面の石が河原に落ちてきて川が堰き止められたことによって、この滝が出来たと考えられているそうだ。特に訪問時のような暑い日には、涼を感じられる、このようなスポットの存在は、非常にはありがたい。
林道 大根谷線へは、尼ん滝から県道308号を進み、県道49号線を右折するが、ついでと言っては何だが、49号線を左折して「ふきのとう休憩所」にも立ち寄ってみた。
今まで、特に何があるわけでもなさそうなので立ち止まったことがなかったが、奥に登山口の入口の休憩所のようだが、この峠を「美濃坂峠」といい、日本画家の小川芋銭が書いた「丹波の朝霧」によって全国的に知られるようになった由緒ある峠のようだ。
有名な諺に「朝霧は晴れ」とあるそうで、朝霧の発生する日は昼間は晴れるそうだ。また霧は寒暖差によって発生するので、時期を選んで訪ねてみたい。
県道308号線に戻り、今度は49号線を右折し、その先を右に入るのだが、以前は「柴田ファーム」の看板が立っていたはずだが無くなっていた。
そして、「林道 大根谷線」の入口に到着。「花とみのりの道」とも呼ばれるようだ。ここは右に大きくカーブしている地点にあるが、道なりに進むと廃業した「柴田ファーム」へ向かう。以前は開いていたが、現在はゲートが閉じられているようだ。
柴田ファーム廃業後に、訪れた際はゲートは開いたままになっていたので、奥まで進んでゆくと鹿の楽園になっており、バイクの音に驚き一斉に顔を上げ、こちらの様子をうかがっていた。
「林道 大根谷線」に話を戻すと、ここも舗装とダートが交互に現れる林道だ。舗装された部分は綺麗な路面で、ダートも轍の以外の部分にうっすら草が生えている程度で、非常に走りやすい。
前回は時間が無くサッと通り過ぎてしまい気付かなかったが、左側に脇道があった。画像ではわかりずらいが橋の手前にチェーンが掛けられている。しかし、真ん中部分が地面に接地するほど垂れ下がっているのでバイクでも通れそう。
歩いて中を覗いてみると、舗装路が続いていた。今度はCRF250Lで探索してみたい。
林道に戻り、さらに進むと開けた明るい所に出たと同時に新しくバラスが敷かれた綺麗なダートになった。
そのまま少し進むと、道幅が広くなった部分が出てくる。
今回は降りていないが、ここから河原に降りることができる。
画像は、以前CRFで訪れた時のものだが、水際まで行ける。
先程の広くなった地点から先に進むと、綺麗なバラスが無くなる。
そして、すぐに林道が終わる。
反対側にはなかった林道標識が、ここにはあるが、そこに記されている延長が815メートルとなっており、「花とみのりの道」の看板には、乙原バス停まで5キロメートルと記されていた。この地点から乙原バス停までが約1.3キロメートルなので、この林道は、少なくとも3.7キロメートルあるように思うのだが、実際は、新しくバラスが敷かれた区間が「林道 大根谷線」なのかもしれない。
今回、母子大池まで続く「紅葉とせせらぎの道」と「林道 大根谷線」を含む「花とみのりの道」をダート練習と称して走ってみたが、オフ初心者の私が言うのもなんだが、少々物足りなさを感じるぐらいに走りやすいダートだ。これからダートを走ってみたい方には、もってこいだと思うので、興味のある方は挑戦ししてみてはいかがだろうか?腕に自信のある方は、この林道の河原で走るのをお勧めして、今回は終わりたいと思う。
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