「霧の都 京都亀岡」かめおか霧のテラス・平和台公園展望台の紹介。

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晩秋から初春にかけて亀岡では、よく霧が発生します。一般道を走っている分には、ただ前が見にくいだけですが、2018年に設けられた「かめおか霧のテラス」に上がれば亀岡市内を覆う雲海を望む事が出来ます。また平和台公園からは、川から霧が発生している様子をが見ることができますので、こちらもお勧めです。

亀岡は、四方を山に囲まれた盆地となっており、晴れた夜は放射冷却現象により冷え込みやすく、風が流れにくいので霧の発生条件が整っています。寒暖差の激しい季節に亀岡市に入ると一面真っ白で前が見えない状態です。この霧を観光に利用するために、2018年3月に標高412.4メートルの竜ヶ尾山(たつがおやま)山頂付近に、「かめおか霧のテラス」設置したようです。

冬場の前日との寒暖差が大きい時に発生する霧を「丹波霧」とも呼ばれますが、発生しやすい条件の時でないとみる事が出来ませんので、亀岡観光協会が設置するライブビューカメラで確認してからお出かけになる事をお勧めします。

かめおか霧のテラス ライブカメラ

「かめおか霧のテラス」は亀岡カントリークラブの入り口近くに設置されています。府道46号線側もしくは国道478号線側から向かう事になりますが、府道46号線側からの方が距離が長く、国道478号線側からは距離は短いですが傾斜がきつくなっています。どちらからアクセスしても道が狭いので注意して走行するようにしましょう。

パラグライダー用と思われるカタパルト?みたいなものも併設されています。

霧のテラスには、AM9:30頃に到着しましたが、バッチリ雲海を見ることができました。

左下部分は、街並みが薄っすら見えてきています。

亀岡市内側に少し下った所にも展望台があります。

こちらにも人が集まっていますね。

霧のテラスでは、西側の風景を眺めていましたが、こちらの展望台からは東側を望むことができます。

展望台からさらに下り、平和台公園へ移動しました。

中山池の堰堤下にある平和台公園の駐車場にバイクを止めて、徒歩で展望台に向かいます。駐車場から階段を上がり、中山池の堰堤の上を渡っていきます。

堰堤の上から駐車場を見るとこんな感じです。左手の建物はトイレ。霧のテラスまで2.9kmありますが、ここに駐車してハイキングがてら上がる方もおられるようです。

堰堤を越えると橋が見えてきました。橋の上は土と落ち葉が堆積してグチャグチャ。

橋を渡ると車道に出ました。未舗装の道が続いていましたが、平和台公園の展望台は舗装路の方を進んで行くようですが、傾斜もきつくそこそこ距離もあるようなので、戻ってバイクで上がる事にしました。未舗装路を進むと野鳥の森があるようです。

駐車場のすぐ横にある「磐栄稲荷宮」の入り口から登って行きます。

登っていくと、先ほど渡った橋の所に出てきます。

さらに勾配のきつい道を走って行くと、その先は未舗装路になりますが、フラットなので走りやすいです。

未舗装路を登りきると右手に「磐栄稲荷宮」の鳥居があり、その先に「平和台公園展望台」が見えてきます。

展望台の上に上がりましたが、まだ霧に覆われているので、一面まっしろ。

見下ろすとうっすらと街並みが見えている程度です。

展望台の後ろ側にある鉄塔がありますが、電波塔にしては変な形をしており、おまけに電球が取り付けられているので不思議に思っていましたが、点灯すると鳥居の形が浮かび上がるようです。

霧が収まるのを待つ間、「磐栄稲荷宮」へ参拝。

しばらくして展望台に戻ると、街並みが見えるようになってきていました。霧がまだ、残っている所は、曽我谷川が流れています。雲海の基となる霧が川から発生しているのが良くわかりますね。時間はAM11:00頃でしたが、まだこれだけ霧が残っていました。

かめおか霧のテラスと平和台公園展望台の紹介をしましたが、雲海を見るためには山深い場所に行かないと見れないイメージがあると思いますが、亀岡では市街地に近い場所で雲海が楽しめますので一度訪れてみてください。

 

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