お気に入りの場所で一息、ツーリング用コーヒーセット②

スポンサーリンク
アウトドア
スポンサーリンク

「お気に入りの場所で一息、ツーリング用コーヒーセット①」では、シングルバーナーとクッカーのメリット・デメリットを紹介させていただきましたが、今回は、その続として、マグカップ、ドリッパーなどのコーヒーを入れる道具とウォーターボトルを紹介していきます。

マグカップの種類

アウトドアでのカップは、シェラカップが汎用性が高くお勧めですが、お気に入りの場所でコーヒーをと考えると、カップにも拘りたいところです。

マグカップには、構造の違いで「シングルマグ」と「ダブルマグ」があります。両者の違いは、「一重の構造」か「二重の構造」かの違いです。それぞれのメリット・デメリットを紹介します。

シングルマグ

シングルマグは一重構造ですので、飲み口部分が鋭利にならない様、膨らみが付けられているのが特徴です。

メリット

  • 軽量
  • 価格が安い
  • 直火にかけることが出来るので、温め直しができる。

デメリット

  • ダブルマグに比べ保冷・保温力が劣る
  • 飲み口、取手が熱くなる
  • 結露が発生する
ダブルマグ

ダブルマグは、二重構造ですので飲み口部分はつるっとした段差のない形状になっており、内側に空間を設けることで、保冷、保温力を高めています。

メリット

  • 保温・保冷力に優れている
  • 飲み口・取手が熱くならない
  • 結露が発生しない

デメリット

  • 重い
  • 価格が高い
  • 直火はNGですので、温め直しができない。
アルミ製マグカップ

アルミ製のマグカップもクッカーと同じで、軽量で価格も安いですが、さらに軽量で強度のあるチタンが出てきてからは、あまり種類が無いですね。熱伝導率が良いので、飲み口・取手が熱くなりやすいです。

ステンレス製マグカップ

ステンレス製のものは、ほとんどがダブルマグが主流で保冷・保温性が優れています。反面、厚みがあり重いです。

チタン製マグカップ

アルミやステンレスに比べ価格は高いが、軽いのと金属臭が移らないのが特徴です。強度はステンレス製に比べ劣ります。また、熱伝導率が悪いのでクッカーやフライパンでは、焦げ付きやすいので、デメリットとなりますが、マグカップでは、熱伝導率が悪いおかげで飲み口や取手が熱くなりにくいです。

スノーピークのチタン ダブルマグです。↓

強化ガラス製マグカップ

衝撃や熱に強い「強化耐熱ガラス」製のマグカップで、陶器製の食器よりも強く割れたり欠けにくく耐熱がすぐれています。「コールマン」や「スノーピーク」などでも取り扱っていましたが、現在は、あまり見かけなくなりました。

シリコン製マグカップ

折り畳みができるので、コンパクトにななり携帯性は抜群です。電子レンジや熱湯もOKです。雰囲気はイマイチかもしれませんが、携帯性を重視するなら良いかもしれませんね。

メラミン製マグカップ

メラミンカップは、耐熱性に優れ、軽くて丈夫、汚れにも強く、熱くなりにくいのが特徴です。

ホーロー製マグカップ

ホーローとは、アルミや鉄などの金属の表面にガラス質の釉薬を高温で焼きつけたもので、強度と熱伝導率を高めた素材です。レトロな雰囲気で、当てたりするとガラス質部分が剥げて、鉄素材のものは、その部分が錆びてきます。それはそれでレトロな雰囲気がしますね。

コーヒー豆

コーヒー豆を「飲む直前に挽く」のか、それとも「挽いた豆を持っていく」のかによって持っていく道具も変わりますし、ドリップするのか、エスプレッソ方式で淹れるのかによっても変わってきます。

飲む直前に、豆を挽きたいなら「コーヒーミル」が必要になります。

コーヒーミル

ドリッパー

次に、コーヒーをドリップするためには、ドリッパーが必要です。家庭用は、嵩張りますが、アウトドア用のものは、折りたたむことができコンパクトに収まります。材質は、錆に強いステンレス製のものが多いですが、シリコーン製やポリプロピレン製のものもあります。

代表的なものとしては、以下のようなものがあります。

スノーピークの焚火台の形をしたドリッパーです。市販のフィルターが使えますが、本体サイズが少し大きめです。

ステンレス製のばね形状になったドリッパーで、収納時は本体を縮めることでコンパクトになりますが、ばね状なのでお湯を注ぐときに、グラつきやすいので注意が必要です。

シリコン製のマグと同じような仕組みの蛇腹型のドリッパーです。折りたためばコンパクトになります。

ポリプロピレン製で出来ており、三つのパーツに分けることができ、コンパクトに収納できます。

通常は、ドリッパーにペーパーフィルターを乗せて使いますが、金属メッシュフィルターにフックが付いているので直接カップに掛けることができるので、ドリッパーは不要です。

金属のフィルターは目詰まりしやすく、掃除に手間が掛かるため、持ち出している水が限られている状況では、使いずらいかもしれません。オートキャンプ用に使うのがいいかも。

エスプレッソ式

エスプレッソ式のものは、本体に直接、挽いた豆を入れて使用するのでドリッパーやフィルターは必要ありませんね。

エスビットのステンレスコーヒーメーカーは、光沢のあるステンレスボディを採用しており、本体の中に固形燃料用のゴトクもセットされていますので、セットして置いておくだけでカップにコーヒーを淹れてくれます。

こちらは、別途バーナーを用意する必要がありますが、仕組みは同じようなものです。アルミ製

細かめに挽いたコーヒー豆とお湯をセットしてピストンをプッシュするだけで、エスプレッソができます。電源やコンプレッサー、専用カートリッジは一切不要の優れもの。

ウォーターボトル

ウォーターボトルなんて、「ペットボトルでいいじゃん」と考える方もおられると思いますが、所詮、自己満足と言えば、そうなんですが、ちゃんとした道具を揃えて淹れたコーヒーは格別なのです。

それでは、ウォーターボトルの種類について、紹介していきます。

アルミ製

ボトルでも同じですが、チタンより重く、ステンレス製より軽く衝撃には弱いです。

ステンレス製

重量はありますが、強度があるので安心して使用する事が出来ます。キャップに使われているバンブーがオシャレです。

チタン製

軽くて丈夫なのはクッカーやカップと同じですが、価格が高いのがネックですね。

以下の商品は、聞いたことのないメーカーなので、中国製だと思いますが、ステンレスボトル並みの価格ですので、手を出しやすいですね。

ポリエステル製

衝撃に強く軽いポリエステル製のウォーターボトルで、漏れ防止システムのおかげで漏れない、耐熱温度は、本体100℃/キャップ120℃、耐冷温度の方は、本体-20℃/キャップ0℃と凍らせても熱湯もOKです。タイプ違いのものや、容量やカラーも豊富です。

シリコン製

シリコン製は、縮めることができるので使い終わった後、邪魔にならず便利ですね。ミニマム志向の方にお勧めです。

ナイロン製

コーヒー用に水を入れておくのも良いでしょうし、折りたたんでコンパクトに収納できますのでツーリングの際、カバンに忍ばせておいて、湧き水を汲んで持ち帰るといった使い方もよさそうですね。

最後に

「お気に入りの場所で一息、ツーリング用コーヒーセット①」で紹介した、シングルバーナーとクッカーに続き、「お気に入りの場所で一息、ツーリング用コーヒーセット②」では、マグカップ、ドリッパーなどのコーヒーを入れる道具とウォータボトルなどを紹介しましたが、他にも様々な商品が存在していますので、それぞれのメリット・デメリットを知った上でご満足できるセットを作ってみてください。

コメント