京都府京都市右京区嵯峨の「越畑・樒原の棚田」と呼ばれるエリアに、越畑(こしはた)の「河原家住宅」と 樒原 (しきみがはら)の「四所神社(ししょじんじゃ)」があります。両方とも紅葉時期になると銀杏の木が綺麗に色付きます。日吉ダムにも近いのでツーリングの立ち寄り先におススメです。
河原家住宅
府道50号線沿いの高台に建つ、京都指定文化財である河原家住宅は、年代が判明している民家としては京都市内で最古だそうです。
内部は非公開となっており、見ることはできません。以前は手入れが行われていましたが、現在は雑草が伸び放題で、樹木の手入れもされていないので、立派な石垣も見えなくなっています。
長屋門の前は綺麗です。
長屋門から銀杏を見上げる。
京都市登録有形文化財 河原家住宅の説明が書かれた看板が立てられています。
四所神社(ししょじんじゃ)
次に紹介するのは、こちらも府道50号線沿にある「四所神社」。河原家住宅から保津川方面へ向かう道路沿いにいにひっそりと佇んでいます。
この時期になると、御神木のイチョウの木が葉を落としているのですぐにわかるはずです。
こじんまりしていますが、ものすごく雰囲気の良い神社です。
ご神木の銀杏だけでなく、境内の中も鮮やかに色付き素晴らしい景観ですが、意外と知られていないようです。
この神社は西側が開けているので、午後からの訪問がおススメです。西日が色付いた葉に当たり綺麗に発色します。
神社の隣には、樽のモニュメント?があります。
「鎧田の里 樒原の棚田 」とあるように、目の前が棚田になっています。
この時期は、このような状態ですが綺麗な棚田を見ることができます。
ここの棚田は、高台から見下ろす場所が無いので全景を見渡すことはできませんが、山間部に広がる棚田の雰囲気は感じれると思います。
最後に
京都府右京区、府道50号線にある河原家住宅と四所神社を紹介しましたが、どちらもイチョウが綺麗な場所です。四所神社を過ぎ保津峡の方へ行くにつれ道が狭く、特に自動車では対向が厳しくなりますので、訪れる際は亀岡を経由して国道477号線側からアクセスる方が行きやすいと思います。どちらも紅葉時期以外でも良いところですので一度訪れてみて下さい。
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