しまなみ・とびしま海道ツーリング⑥大崎下島「一峰寺山展望台」

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ツーリング
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御手洗地区を後にし、県道355号線をぐるっと回った所にやってきた。ここの「呉市立豊小学校」の手前に「一峰寺公園」と書かれた案内を見つけた。

案内に従い進むとループ橋。

センターラインは無いが道幅の広い道を進んで行くと、右側に案内板が出てきた。

ここからは道幅が狭くなり、激坂区間となる。

少し上がりかけると左手の案内に従い右方向へ進む。

ここに至るまでに、だんだんとエンジンのノッキング音が高くなってきてきており、早く下りになる事を祈りつつ、右手の看板に従い左方向へ進む。

曲がった先は、早く下りになってほしいという願いも空しく昇りが続き、とうとう速度が上がらなくなり、スロットルを戻すとエンスト。「ダメだろうな」と思いつつキックするが、案の定始動しない。

完全にオーバーヒートの症状だ。無駄な抵抗は止めてエンジンが冷めるのを待つことにした。日陰に移動して休憩する事にした。スロットル全開時が少し薄いとは感じていたことに加え、長い時間全開で走行していたので当たり前ともいえる結果だ。

しばし休憩してようやくエンジンが冷えたので、すんなりとエンジンがかかり走りして、すぐに下りになった。なんとなく悔しさを感じながら下って行くとトイレが出てきた。最初に連れていかれた所から、このトイレを到着地点に指定してもまともに案内してくれなかった場所だ。

トイレから再び登りとなるが、それほど走ることなく「一峰寺山中腹展望台」に到着した。見晴らしの良い非常に開放感のある展望台。奥に望遠鏡が設置されおり無料で使えるが、片側の接眼レンズが無いので片眼でしか見ることができない。

展望台からの風景。朝晩は寒いぐらいの気候だったが、この時間は日差しが強く東屋があるのは非常に助かる。のんびり休憩していると心地よ過ぎて昼寝したい気分になる。

モンキーも日陰に入れて一緒に休憩。コーヒーを入れてゆっくり過ごした。

休憩後、少し上にある「一峰寺山展望台」に移動した。今回のツーリングで最大の目的だった展望台にようやく到着した。

展望台からの眺め。ここまで来るのに苦労したが、来てよかったと思える風景に出会えた。

岡村大橋と中の瀬戸大橋が良く見える。天気も良かったので余計に映える。のんびりし過ぎだという声も聞こえるが、この辺でタイムリミットだ。車を止めている所まで戻り帰り支度をすることにする。

急ぎ足で岡村港に戻ったのが、PM2:00 計画性が無いというか行き当たりばったりというか少々情けなくなるが、大三島に戻るフェリーの時間を確認していなかった。チケットを買いつつ係の方に尋ねると、次の出発はPM3:00 だという。仕方がないので列に並びフェリーを待つことにした。

待ち時間の間に昼食をとることにした。係の方に食事できる所を聞くと、岡村港務所の上にあるというので二階に上がったが、この店、非常にのんびりした店で、店員さんが見当たらず、客でいっぱいなのに大きなテーブルで子供が数人ゲームをして遊んでいて、どこに座ればよいのかわからなかったが、何とか隅の席に座ることができた。するとすぐに隣の席が空いたので、片付けに来た小学生の女の子に「移動していい?」と聞くと、「いいよ」と言ってもらえたので、移動してから「注文聞いてくれる?」と聞くと、「私、店員違うんやけど…でもいいよ」といってくれたので、カツカレーをお願いした。「他に何かある?」と聞かれたので、「お水もらえる?」とお願いすると「お母さ~ん、お水欲しいって」と叫びながら走って取りに行ってくれた。どうやらゴールデンウィーク中におじいさんがやっているお店を息子さん家族が手伝いに来ているようだ。注文したものはなかなか出てこなかったが、女の子の手伝う姿が微笑ましく、あっという間に時間が過ぎた。

食事を済ませ店の外に出たが、店先で売られていたアイスクリームに目が留まった。6種類ぐらいあったと思うが、その中から「愛媛県登録品種 紅マドンナ」を購入し海を眺めながら頂いた。なかなか美味だったので、お立ち寄りの際は是非食べてみていただきたい。

長くフェリー待ちをすることになったが、後で来たバイクの方々は次の便に回されていたので、行楽シーズンはどちらにしても待つ必要があるようだ。帰りは柱の横に駐車することになったので海が見れなかったのが残念だ。

フ宗方港からは、車を止めている道の駅に寄り道もせず戻り、PM4:30 に出発した。この記事は「しまなみ・とびしま海道ツーリング」と題しているが、しまなみ海道は、バイクで一つも橋を渡らず終わり、とびしま海道もすべての橋を渡る事が出来ずに終わってしまったものの自分的には充実感が高いもツーリングとなった。またもう一つの目的であった、現在の愛車での車中泊の使用感も試す事が出来た。これについては後日、記事で取り上げたいと思う。

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