IGキーシリンダー内部を組換えイモビライザー登録を回避

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自動車整備
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トヨタのダイナ(平成26年式 TRY230)のキー番号が不明な場合、シリンダーセットの交換となるだけでなく、イモビライザーECUの交換が必要になるためディーラーに持ち込む必要が出てきますので、それを回避するために新品のキーシリンダー内部の「キー」部分の組替を行いましたので交換手順と共に紹介します。

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経緯

症状としては、初めは半年に一回程度IGキーが回らないことがあったそうですが、最近では発生回数が増えてきて、すぐに走り出せないので業務に支障が出てきているとのことでした。

そこで、イグニッションキーシリンダーのみを交換するつもりでしたが、キー番号が打刻されたアルミのプレートを無くされていたので、運転席のドアキーシリンダーを取り外し打刻されている番号を確認してみましたが打刻されていませんでした。トヨタ共販に問い合わせると、ダイナやトヨエースなどのトラックでは、稀に記載されていないことがあるそうです。この場合、イグニッションキーシリンダーのみの発注はできず「イグニッションキーシリンダー」「ドアキーシリンダー(左右)」「フューエルタンクキャップ」のキーセットとなってしまいます。

本来、キーの番号がわかっていれば、その番号に基づき現状と同じものを作成されたキーシリンダーが送られてきますので、新しいキーの追加登録作業は必要となりますが、イモビライザーECUの交換は必要ありません。

ユーザーにしてみれば、「よくわからない番号がかかれたプレート」と言う認識ですが、今回のようなケースでは、キーを紛失したわけではないのに、所有しているすべてのキーを紛失したのと同じ状態だということです。

イグニッションキーシリンダー交換手順

キーシリンダーセットの交換なので、左右のドアキーシリンダーやタンクキャップも交換していますが、メインであるイグニッションキーシリンダーの交換について説明していきます。

イグニッションキーシリンダーを交換するには、ハンドルの左右にあるトルクスボルトを2本緩めエアバッグを取り外します。

センターにある19mmのナットを外したら、取り付けの際にハンドル位置が分かるようにマークを打っておきましょう。ホーンのコネクターを外しておいてください。

次にビスを4本とクリップを取り外して、ハンドルポストカバーを取り外します。

画像に見えている黒い部分のビスではなく、奥にある白い部分を止めているビス4か所を外します。

イグニッションキー照明のような形をしたセンサーがありますが、これがイモビライザーの受信部のようです。ビスなどは無く爪で引っ掛けてあるだけですので、これも取り外します。

エンジンキーを差し込み、画像にあるポッチを押しつつキーを一段目に回すと、シリンダーを引き抜く事が出来ます。

取り外したイグニッションキーシリンダー。

簡単に取り外す方法

ここまで、ハンドルを外してのイグニッションキーシリンダーの交換方法を紹介しましたが、この車両は、ハンドルを外さなくてもハンドルポストのカバーが外れるので、簡単に交換する方法も紹介しておきます。

ハンドルポストのカバーを外すだけで、キーシリンダーが見えますので、スパイラルケーブルの下の隙間から六角レンチを使いポッチを押してやるとキーシリンダーを外す事が出来ます。

シリンダーのポッチを押すのが少しやりにくいですが、時間的にはダントツ早いです。ただやりにくいと感じたら、ハンドルを外して作業するようにして下さい。

イモビライザー登録費用

今回のケースでは、イグニッションキーシリンダーは持ち込みでも良いようですが、ECUの発注及び交換作業・イモビライザーの登録はディーラーで行う必要があります。

ディーラーでのイモビライザー登録料金は、3000円程のようですが、ECUの交換となると間違いなく車両を預けることになり、持ち込みと引取の手間が必要となってしまいます。

また、「鍵のレスキュー」にイモビライザー登録作業のみをお願いいした場合、やはりキーの紛失扱いとなり、40,000円から50,000円ほどの作業料が必要だそうです。

キーの引っ掛かる原因

エンジンキーが引っ掛かって回らないのは、キーシリンダー内部の「キー」と呼ばれるパーツが摩耗しているからです。本来、エンジンキーを差し込むとフラットになるはずのシリンダーが「キー」の内側部分の摩耗によりキーがが飛び出した状態になり引っ掛かりが出てきてしまいます。

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