CRF250L[MD47] LEDの直線的な配光を補うフォグランプの導入

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CRF250L(MD47)
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MD47のヘッドライトには、LEDが採用され確かに明るいのですが、LEDはハロゲンに比べ直線的な配光であるため、光の当たっている所と当たっていない所の明暗さが激しく、特に手前側が暗いのです。そこで照射範囲を拡張すべく、フォグランプを導入する事にしました。

CRF250Lにフォグランプを付ける

引用:ワールドウォーク

一番簡単なのは、CRF250用として発売されている物を購入することですが、例えばワールドウォークから販売されているものを見ると、三又のボルト部分にステーを共締めしてフォグランプを取付けるようになっています。CRF250Lでは定番の場所ですし、この位置がベストだと思います。

ただフォグランプ自体は、下の商品と同じようですので、セット物だと15000円程しますが、知識のある方なら格安で付ける事が出来そうです。

引用:ワールドウォーク

しかし、ラリーならともかくシンプルな CRF250L の場合、フォグランプが主張しすぎるる気がしてならないのです。

さんざん悩んだ挙句、主張しすぎない位置ということで横長のフォグランプを車体左側に取り付けることにしました。

フォグランプは左のシュラウドの内側にあるリザーバータンクやホーンの下に、こんな感じで取り付けてみました。

シュラウドを付けて、点灯するとこんな感じになります。

ハンドル部は、ハンドガードを付けてしまうと場所的に余裕がなくなり、ハンドルに付けるタイプのフォグランプスッチは付ける場所がありません。そこで自動車用ですが、手持ちのスイッチをシュラウドの内側に取り付けてみました。

暗い所で点灯してみると、それなりに左側部分を照らしてくれています。

さらに街灯もない真っ暗なところで、照射テストもしてみました。

左 フォグOFF  右 フォグON

ロービーム

フォグランプが付いている左側は、しっかり照らしてくれています。フロントホイールより後ろにフォグランプがあるので、右側に向けてタイヤとスポークの影が出ているものの、右斜め方向もサポートしています。

左 フォグOFF  右 フォグON

ハイビーム。(ロービーム+ハイビームのヘッドライト点灯)

当然ですが手前側は薄暗くなっています。手前の暗いところをフォグランプが不足部分を補い、中間距離をロービーム、遠距離をハイビームと役割を分担して広範囲を照らせています。

左側だけなので右の手前が弱いですが、かなり改善されたので、これで様子を見たいと思います。

最後に

LEDは、ハロゲンバルブに比べコンパクトで明るいのが特徴ですが、反面、光が直線的で光の広がりが小さいのが欠点です。そのため光の当たっている所と当たっていない部分の明暗差が大きくなっています。自動車の様に2灯式で且つ大きなリフレクター(反射板)を備えていれば、照射範囲も広がりますが、バイクの様に1灯でスペース的に小さなヘッドライトしか付けれないような場合はどうしても照射範囲が狭くなります。それを補う意味で、補助灯はかなり有効です。市街地では必要ないですが、峠道など街灯の無い真っ暗な道を走る際には頼もしい存在になるのは間違いありません。

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