何度も淡路島は訪れているが、恥ずかしながら、このようなレンガ造りの立派な建物が存在しているとは知らなかった、現在は周辺を整備し、この建物を図書館やレストランとして利用されている洲本市塩屋の「旧鐘紡工場跡赤レンガ倉庫」を訪ねた。
旧鐘紡工場跡赤レンガ倉庫がある場所は、洲本城からが近くにあり、ここの展望台から見えていたのではと思い、以前の画像を確認してみたが見切れてしまっていた。もう少し陸地側を撮っていればよかったのにと今更ながら後悔している。恐らくもう少し左側に見えていたのではないかと思われる。また、この洲本城も立派な石垣が残る城跡なので、合わせての訪問をお勧めしたい。
冒頭から話しが逸れてしまったが、旧鐘紡工場跡赤レンガ倉庫は、近代産業遺産にも認定される赤レンガ建築物。現在は市民広場として、市民の集いの場として利用されている。
旧鐘紡の紡績工場を再生利用したている赤レンガ建築物のひとつである洲本市立図書館として利用されている。
そして、日本経済新聞土曜版「何でもランキング」に掲載されたそうで、「読書の秋、一度は訪ねたい美しい図書館 東西14施設」と銘打った企画が行われたそうです。
その中で、西日本の3位に選ばれている。
- 1位 伊万里市民図書館(佐賀県伊万里市)
- 2位 金沢海みらい図書館(金沢市)
- 3位 洲本市立洲本図書館(兵庫県洲本市)
レンガ塀を潜ると開放的なスペースが広がっていた。
図書館の並びには、飲食店などが入っている。
画像を撮り忘れたが、ドラゴンクエスト生みの親である堀井雄二氏が洲本市出身ということもありドラクエの像が広場に設置されているので興味のある方は探してみて欲しい。
図書館と同じく、「旧鐘紡工場跡赤レンガ倉庫」だった美術館「アルファビア」は、これまで文化の発信拠点として利用されてきたが、2021年4月29日「島の喜びをシェアできる場所」をコンセプトに、子供が自由に遊べるキッズスペースやフレッシュチーズが売りのピザレストラン「エスブリック(S BRICK)」として生まれ変わっている。
ウッドデッキも設けられており、明るく非常に良い雰囲気だ。
「エスブリック(S BRICK)」の反対側の建物。こちらにもネームが入れられていた。
バイクと記念撮影。
少し離れた県道76号線のいわた通り沿いにも、レンガの建物が存在している。
レストランやおみやげ物の販売を行っている、淡路ごちそう館 御食国(みけつくに)となっている。訪問時、レストランが満席だったようで多くの方が表で待っておられた。
この建物の裏側は広いスペースになっていた。チェーンが掛けられていたが、元々は駐車場として使われていたのだろうか?
古めかしいレンガが良い味をだしているので、ここでも記念撮影。
レンガの建物をじっくりと見学して満足して次の目的地に向け発進しようとした時に、「過積載じゃないの?」と思えるほど、バイク全体に荷物を積んだ Vストローム250のライダーがやってきて、「ドラクエですか?」と声を掛けられた。一瞬何のことかわからなかったが、ドラクエ像をチェックするのを忘れている事に気付いたが、もう一度ヘルメットを脱いで探しに行く気にもならず、そのまま移動することにした。
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