CRF250L(MD47)初ツーリング!さすが、なんちゃってアドベンチャーとは違う!

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ツーリング
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興味を持ちながら、なかなか所有することのなかった念願のオフ車「CRF250L(MD47)」が納車され、初ツーリングで感じた事や、なんちゃってアドベンチャーである前車「NC750X」との比較を紹介したいと思います。

購入動機

現在、250ccクラスで新車購入できるのは、ホンダ「CRF250L」とカワサキ「KLX230」。その少ない選択肢の中から選んだのは、CRF250L(MD47)でした。

以前、TW225に乗っていたことがあるので、初オフ車ではないのですが、TW225は、一応オフ車に分類されるものの「スカチューン」ブームが起きたことにより、それまでマイナー車だったTW200が、オンロード寄りに変更された後期型でした。しかし、本来のコンセプトは「オフ車でも嫌な道を走破できる」というもので、中低速の粘りのあり悪路には強いようですが、当時、バイクに乗る時間があまり取れなかった事や一般道であまりにも遅すぎる事もあって手放してしまいました。

そんなこともあり「TW225 = オフ車」の印象ですので、「250cc オフ車は走らない」というイメージから、さらに敬遠するようになっていました。

そんな中、林道をの中で出会った「CRF250ラリー」乗りの方が、「ZRX1200からの乗換えだけど良く走るし、高速でも結構走れる」と言っておられたのが頭の中に残ってたのが、きっかけの一つとなりCRF250Lの購入に繋がりました。

CRF250L

購入に当たり、MD44ではCRF250L LDと呼ばれていたローダウン仕様がMD477のCRF250L 無印と足長モデルのCRF250L<S>とで迷いましたが、オフ車初心者であることと、以前からオフ車を買うなら足つき重視でセロー250 かなと思っていたので、足つきの良い無印を選択。

排気音

納車されたのが、夜9時頃だったのですが静かな住宅街でエンジンを掛けると、意外に大きい音にビックリ!うるさい訳ではないのですが、歯切が良く力強い音が響き渡ったからです。

今まで乗っていたバイクは社外品マフラーに変えるか、Vmax1200の様に純正マフラーを加工するなりしていましたが、このバイクに関しては、ノーマルマフラーのままでもいいかもと思えてしまいます。慣れてくると物足りなくなって交換したくなるかもしれませんが、しばらくはこのまま乗って行こうと思っています。

NC750X LDとの比較

オフ車も 250ccという排気量もTW225しか経験が無く、また NC750Xからの乗換えということで物足りないのではないかという心配がありましたが、今はまだ慣らし運転中ということで何とも言えませんが、今のところ、やや物足りなさは感じるものの意外と出足も良く実用上問題なさそうですし慣らしが終了し回せるようになれば物足りなさは解消されるのではないか期待しています。

オフ車としては重いと言われている CRF250Lですが、NC750Xの装備重量 217㎏に対し 140kgですので、軽く感じ気負わずに乗車することができるので楽ちんです。

足付きに関しては、NC750X LDでしたのでシート高 800mmに対し、CRF250L 830mmと30mm高くなっていますが、乗車するとサスが沈み込むこととシート幅が狭いこともあって NC750X LDよりも足つきが良いように感じます。初めてのオフ車ということもあって足長モデルである(S)ではなく、無印にしましたが、「これなら無印じゃなくてよかったかも?」と感じています。

最低地上高はNC750X LDのが140mmでしたので、林道でエキパイがヒットしていましたが、CRF250Lは、無印でも245mmありますので、私が走る程度の林道では底がヒットするなんてことはなさそうですので、今まで躊躇っていた所でも入っていけそうです。

舗装路

良く動く足回りのおかげで、乗り心地が良いにもかかわらず、コーナでもフワフワせず安定しており、驚くほどよく曲がります。未舗装路や悪路では長足のSタイプに分がありますが、日本の様に舗装路を走っている時間の方が長い事を考えれば、無印で正解かもしれません。

オフロードメインならSタイプ、ツーリングメインなら無印という選択が良さそうです。

ただサスが馴染んでいないことが原因かもしれませんが、大したギャップでもないのにリヤが突き上げられることがあり、違和感を感じました。この辺はしばらく様子を見たいと思います。

林道

初乗り、初ツーリングですので、フラットな林道しか走っていませんが、それでもサスのストロークの長さからくる凹凸の吸収の良さや、車重が軽くブロックタイヤなのでブレーキングに神経をすり減らすこともありませんし、すべてにおいてNC750Xに比べ段違いに走りやすく、ついペースが上がってしまいます。それほど安心感があり、取り回しが良いので細い脇道を見つけると多少荒れていてもちょっと入ってみようかな?という気になってしまいます。

6速ミッション

もともと低速向けギヤ比を採用している上に5速ミッションだったTW225で、林道走行より距離を走る一般道の走行が辛過ぎたので、6速があるというのは魅力でした。

「ハイギヤードのため高速道路用」と書かれている記事を見かけますが、実際に走ってみると私の感覚では、60km/hを越える6速が使えそうですので、高速のみの使用ではなく一般道でも使う機会はあります。また高速道路は未走行ですが、その恩恵は絶大そうです。

ここがちょっとと思う点

  • 8月の炎天下の中走っているので、余計にそう感じるのだとはおもうのですが、回転を上げて走るとマフラーの熱で脚が熱く、おまけにMD47はラジエータが右側にあるので電動ファンが回ると右足だけが更に熱く感じる。
  • 航続距離が短い。燃費は満タン法で35km/Lほどでしたので悪くは無いのですが、ツーリングでは、NC750Xも同等の距離を走っており、ガソリンタンク容量が14Lから7.8Lとなる分、航続距離が短くガソリンの心配をする機会が増えるのが辛い。
  • ウインカーとホーンの位置が逆なのは、これはNC750Xの時からなので慣れているとはいえ、他のバイクから乗り換えた時に、ウインカーを消そうとプッシュキャンセルボタンを押したつもりでホーンを鳴らしてしまう。
  • フロントブレーキホース&車速センサーの配線が邪魔! ABSを付けるための苦肉の策なのでしょうが、通常マスターシリンダーからキャリパーに直接繋がっていますが、間にABSアクチュエーターを噛ましているので、メーター部分をブレーキホースが通る事になり一部を遮るので左ウインカーのインジケーターが隠れてしまう。

今後、何かしら出てくるかもしれませんが、今のところはこんな感じでしょうか。

最後に

CRF250L(MD47)の購入の動機、簡単なインプレッションについて記しましたが、ならし中という事もあり、高速道路での印象などはわかりません、その辺は確認が出来たらまた伝えさせていただきます。私の250㏄オフの印象が TW225だったので、もっと走らないものだと思っていましたが、全然別物です。よく走り良く曲がりとても扱いやすくもっと早く手にしておけばよかったと感じています。

また前車 NC750Xは、価格が安く燃費だけのバイク、ナナハン版カブなどいろいろ言われていますが、乗ってみると燃費が良く、低重心で安定していますので大変乗りやすく良いバイクだと思っていますが、アドベンチャールックをしていますが、オンロード車なので本来、未舗装の林道を走行するようには考えられていませんので、オフ車と比較すること自体ナンセンスなのですが、私の使い方では、NC750Xともう一台のなんちゃってオフ車「カブプロ110改」で走っていた林道や廃道はもちろん、今まで躊躇っていた道を走りたいので、乗換えに至りましたので参考までに比較してみました。

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