京都府亀岡市に流れる犬飼川沿いに走る「犬飼林道」があります。最後の方は少し荒れていますが、ほとんどの区間が舗装されているので、大変走りやすいので林道初心者やオフ車以外の方でも安心して楽しめると思います。
亀岡市内からも近い犬飼林道へのアクセスは、大阪方面へ向かう国道423号線を右に入って行きます。画像には写っていませんが、「犬飼バス停」を越えた所です。今どき珍しい電話ボックスと「 近畿自然歩道」の標識 が目印です。
曲がって少し走ると、 近畿自然歩道の標識 がありますが、色あせてしまったのか塗りつぶされたのかわかりませんが、読めません。
そのまま進んでいくと、「 」橋が出てきますので、犬飼川を渡り川沿いを走ります。
すると、今度は右側に標識が出てきました。戻ると「穴太寺」進むと「大阪方面」となっています。大阪方面??という感じですが。
さらに進むと、右手に立派な施設、「公益財団法人 関西盲導犬協会」が見えてきます。
杉の木の立ち並んでいる所に、ウッドデッキがありました。折り畳みチェアーもあったので、個人所有なのでしょうか?今はやりのソロキャンプ?
手軽に秘境感が楽しめます。
路面状況とで犬飼川。雨上がりでしたので路面が濡れています。
少し走ると右に側に「林道 大城山線」の終点と書かれた杭がでてきます。
残念ながら路面崩壊の為、全面通行止になっていました。
ここにも「近畿自然歩道」の標識が立っています。穴太寺は読めますが、大阪方面は消えてしまったようです。目の前の橋を渡り犬飼川沿いを走ります。
今度は犬飼川を右に見ながら走りますが、川の方に降りれそうなところがあったので少し降りてみました。この日はどんよりした空模様でしたが気持ちの良い場所ですので、ラーツーやコーヒー飲むのにもよさそうな感じです。次は天気の良い時に訪れようと思います。
うっそうとした所を抜けると再び、分岐が出てきました。
左側の道には、「近畿自然歩道」の標識。
右側の道には、「林道 宣辻線」の起点の杭が立っています。
左側の道を進んでいくと、橋が現れます。
眺めが良いのでバイクを降りて川を眺めていました。ふと足元をみると熟れたアケビが落ちてました。
ピンボケですが、頭上にもアケビがありました。ここから落ちてきたんですね。
その先へ進んでいくと、両サイド石積みの切通が現れます。
右に上がっていく分岐がありましたが、ゲートで閉じられているのでそのまま直進です。この辺りから路面が悪くなってきます。
かなりぬかるんでいます。
ここまでは、オンロード車でも走れると思いますが、この画像の手前側がいちばんの難所かも。
ぬかるんだところ木の根?倒木?がある上に少し盛り上がっているので、オンロードタイヤでは滑って登れないかもしれません。わかりにくいかもしれませんが画像は盛り上がった高い所から写したものです。
画像は、帰りに写したものですが、この橋を渡ると道が右方向に上っていきます。
この辺りは、ぬかるみはありませんが石がゴロゴロしています。
登り切った所の右側を進んでいくと、木のトンネルのようになったところを潜っていきました。
抜けた先は道がありません。
左の方へ続く道が犬飼林道なのかもしれませんが、先の方はかなり茂っていたので、ここで引き返すことにしました。
引き返してくると、左に「近畿自然歩道」の標識と鉄製の橋がありました。左側の道に気を取られ見落としていました。
この道を進むと能勢変電所の方へ抜けるようなので、標識には、「大阪方面」と書かれているようです。端の端ですが確かに大阪方面ですね。
耐荷重が記載されているようですが、読めません。
橋を渡った先に道が続いています。ハイキング道のようです。
金網部分は撓りますので、耐荷重がそれほどあるとは思えないので、バイクで渡るのは、とても無理そうです。
分岐の所まで、帰ってきました。「林道 宣辻線」の方も走りたかったのですが、時間が無いので来た道を戻ります。
最後に
「犬飼林道」という名称が一般的ですが、林道標識が無いので、どこが始点でどこが終点かもわかりませんが、国道423号線を入った所から近畿自然歩道の標識が所々にあるので、それが示す方向が「犬飼林道」だと思われます。一説によると市道だとも言われていますが、綺麗な川を眺めながら走れ、そこそこ秘境感も味わえます。ベテランには物足りない道かもしれませんが、初心者やオフ車でなくても走れますので、ぜひ訪れてみてください。
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