様々な商品が販売されているので、わざわざ作る必要もないと思うが、作成した当時は気に入ったものが無く、100均の商品を用い自作したバイク用のスマホホルダーだが、使い勝手が思いのほか気に入っており、かれこれ8年ほど使い続けている。参考になるか微妙だが、とりあえず紹介してみたいと思う。
ベースは100均のスマホホルダー。このままで使うには耐久性やスマホの保持力不足しているので、内部のパーツと金具を使用して本体をアルミ材で作り替えている。
これは現在はテレネ700に付けているものだが、車両を変えた時に位置調整を行うので、取付穴が複数空いてしまっている。右側に付いているキャップボルトは、スマホを抑える爪の固定と開閉のつまみを兼ねている。スマホをホールドするテーパーナットは、自転車のブレーキパーツを流用したような気がする。左側に貼っているスポンジテープは、現在使用しているスマホケースが、裏側にリングが付いているタイプで、イマイチ安定性に欠けるので貼っているものだが、そのうち見栄え良くするつもり。
こちらは、現在はCRF250Lに付けているホルダーで、基本構造は同じだが、ツメが1本とキャップボルトでスマホをホールドする。作成当初はキャップボルトのみで使用していたが、高速道路走行中にスマホが落ちて、後続車に踏まれたので爪を追加した。先に紹介したものも同じ仕様だったが、あちらはキャップボルトを外して2本爪にしてある。
CRF250Lのスマホの取付け方については、「クランプするスペースが無いオフ車のスマホの取付方法を考える」で、様々な用品を考察したものの、取付け方法を紹介するに至っていなかったので、この場を借りて紹介したい
CRF250Lのハンドルには、ZETA(ジータ) アドベンチャー アーマーガードを取付けたことで、ミノウラの多目的ホルダーを挟むスペースがなくなってしまった。そこで、アーマーガードの取付ボルトを延長し、そこにL型のステーを介しカメラ用のミニ雲台を固定した。雲台は1/4ネジで固定している。自由雲台なので、前後左右に自由に角度を決める事が出来る。そこに自作のスマホホルダーに、1/4のタップを切り、ミニ雲台に固定している。小さな雲台なので保持力が気になった、がしっかり固定しておけば、低速での転倒なら動くことはない。
Z50Jに付けているホルダーは、加工の手間が少ない。ベースは上記二つと同じく100均のスマホホルダーだが、こちらはアルミ板で補強しただけ。
裏から見るとよくわかると思うが、表側にアルミの板を貼り付け、裏側はL型のアルミ製のチャンネルを貼り、その2枚で100均のスマホホルダーを挟み込んでいる。手持ちの部材が足りず裏側は半分しか覆えていないが、ほぼベースのまま使用する簡易版。出番の少ないZ50J用と言う事もあって、使用頻度は少ないものの、かれこれ6年以上経過するが、問題なく使用できているので意外と耐久性はあるようだ。
100均のスマホホルダーをバイク用として、そのまま使うには固定の仕方やホールド性に難があるが、こうして補強を行い、しっかりした爪を追加する事で使いやすいスマホホルダーとなる。気に入っている点としては、スマホの脱着がしやすい上にホールド性が高く転倒してもスマホが飛んで行ったことが無い。そのため予備パーツとして数個ストックしているが、今までトラブルがなくストックの出番がない。
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