ヘルメットホルダーには様々な形状のものがあるが、特に Z50J が発売されていた昭和頃のホンダのホルダーは特に使いにくい。そこで手元にあった100均のステンレス栓抜きを加工し「ヘルメットロックアシスト」を作成したが、後に加工不要でそのまま使えるアイテムを100均で見つけたので併せて紹介したい。
本来、ヘルメットホルダーに顎ひものDリングと呼ばれる部分を掛けて使用することになるが、ホルダーのタイプや取り付けられている位置にによっては、実用に耐えないものもある。それをサポートするアイテムが「ヘルメットロックアシスト」。使用方法は「ヘルメットロックアシスト」をDリングに通し、通したヘルメットアシストをヘルメットホルダーに掛けて使用する。
今まで、ツーリング中にバイクから離れる際、ミラーにヘルメットを掛けるだけで、特にロックなどはしていなかったが、最近になり妙に盗難の恐れを感じるようになってきた。それに加えヘルメットとインカムを新調したことが加わり、更に不安が強まってきていた。そんな折、以前購入していた100均の栓抜きが目に入った瞬間「ちょっと加工したらヘルメットロックアシストになるのではないか?」と閃いた。
思い立ってすぐに加工してしまったので元の画像がない。ダイソーでも現在この商品は取り扱っていない様で画像が出てこなかったたので、インスタから画像をお借りした。
そして出来たのがこちら。作成自体は、切って穴を開けるだけなので特に難しいものではないが、手間を考えると素直に購入した方が良さそうだ。この手の商品の使用感を知りたかっただけなのでご了承を。なんとなくバーナーで炙って焼き色も付けておいた。
取付けてみるとこんな感じになる。冒頭にも書いたが Z50J が販売されていた昭和の時代のホンダのヘルメットホルダーは特に最悪で、Dリングの厚みより少し広めのすき間しかないホルダーにリングを掛けるので、取付のみならず取り外しすらやりにくい非常に使いずらいホルダーだが、「ヘルメットロックアシスト」を使うと、何のストレスもなく使えるようになった。
私のモンキーはノーマルとはウインカー位置が異なるため、正規の状態だとホルダーを開けた時にスライドピン後端がウインカーに接触してしまうので、ホルダーを逆向けに取り付けている。
そのままぶら下げておくのも長すぎるような気がしたので、真ん中部分に穴を空けておいた。走行時は画像のようにしておけば邪魔にならない。
自作のヘルメットアシストには満足しているのだが、後日、セリアをブラブラしていると、更に良さそうな栓抜を見つけた。形は昔ながらの栓抜きだが、所詮は100均のクオリティで、厚さが薄く本当に栓が抜けるのかと思うほどだ。しかし、逆にこの形と薄さがちょうど良さそうなので購入して帰った。
取り付けてみた所、加工なしでこのまま使える。モンキーのヘルメットホルダーに使用する分には、中央に穴を開けなくてもブラブラして主変に干渉することもなく、長さ的にもちょうど良い感じだ。
普段はヘルメットホルダーとして使い、いざという時は本来の使用目的である栓抜きとしても使える。しかも100円で購入できるので、見た目さえ気にしないのであればおススメかも。私は面白いのでこのままぶら下げておくつもりだ。
コメント