京都部南丹市のJR船岡駅の近くにあるレンガ造りの「柳ケ瀬橋梁」を訪問しました。通り抜けた先は畑があるだけなので、ひっそりと佇んでいます。
場所は亀岡園部線(県道25号線)と園部平屋線(県道19号線)が交差する船岡交差点近くを走るJR山陰本線の船岡駅の近くになります。
柳ヶ瀬橋梁
県道25号線から船岡駅の方に入っていくと、右側に民家横の細い道を入って行くと「柳瀬橋梁」が見えてきます。
バイクに乗ったまま向こう側に抜けれるのかもしれませんが、耐荷重がどれほどかわからないので止めておきました。
こちら側はコンクリートでできた、何の変哲もないトンネルにみえますが、中に入ると途中からレンガ造りになっています。
足元は鉄板でで出来ており、その下は水路になってます。水路の上を歩けるようにしたもののようです。
反対側に抜けると、こんな感じです。こちら側にあるのは畑だけです。
水路の上に鉄板が引かれているのが良くわかります。
JR山陰本線 船岡駅に電車がやってきました。
入口側水路の様子。突き当りにフェンスが設けられています。反対側のフェンスは外れてしまったようですね。
トンネルじゃないの?
橋梁と言えば橋を思い浮かべますが、「柳瀬橋梁」を下から見ると「トンネル」や「隧道」といった面もちです。しかし鉄道側からすると橋の扱いになるのでしょうか?それとも下に水が流れていると橋梁になるのか?ふと疑問に思い「橋梁の定義」について調べてみました。
橋梁の定義
橋梁とは、道路・鉄道・水路の進路の妨げとなるものを横断するために建設される構造物を指します。
- 河川
- 渓谷
- 湖沼
- 海峡
- 他の道路
- 他の鉄道
- 他の水路
これ以外にも 道路上や河川上の空間に連続している高架橋も橋梁の一つのようです。
橋梁の種類
橋梁の種類として、以下のようなものがあります。
- 桁橋
- トラス桁橋
- アーチ橋
- ラーメン橋
- 斜張橋
- 吊り橋
トラス桁橋やアーチ橋には、その中でも多数の種類が存在しています。
材質の種類
- 木橋
- 石橋(石・れんがなど)
- 鋼橋
- コンクリート橋
- 複合橋(合成橋・混合橋)
最後に
柳瀬橋梁では、鉄道側から見て進路上にある水路を横断するための石橋(石やレンガ)という扱いの為「橋梁」と名が付くようですね。鉄道ファンにとっては当たり前の知識なのかもしれませんが初めて知りました。場所は亀岡方面から日吉ダムの方へ向かう途中にありますので、興味のある方はツーリングの途中にでも立ち寄ってみてください。
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