長期間放置され、エンジンが始動不能になったFIモンキーを復活させていきます。
現状は、キックはおりますが、全くエンジンかかりません。タンク内の錆がひどいので、タンクの清掃をしていきます。以前に使用したワコーズのピカタンZの廃液が残っていたので実験的に再利用でどこまでの洗浄力が残っているのか試してみることにしました。
フューエルタンク清掃
現状は、こんな感じで錆でびっしりの状態です。
燃料の残量警告灯のセンサーも錆びだらけだったので、取り付けたまま一緒に錆び取り作業します。
2本出ているホースの口は、適当なホースで繋いでおくだけで底が塞げるので楽でいいですね。
まず最初に、中性洗剤で内部を洗浄し油分を除去してから、ピカタンZの廃液を口までいっぱいに入れて行きます。
画像は、口いっぱいに入れた状態から少し傾けると泡がでて少し減った状態です。何度かそれを繰り返して隙間なく注入して、浸けて置きしておきます。
通常なら原液を入れてからお湯で希釈して洗浄効果を上げれるのですが、常温でやっているので一日半経ってもまだまだ錆が残っていました。2度目の洗浄なので洗浄力も落ちているでしょうし仕方がないですね。
そこでビスを大量に入れてシェイク後、一日放置ですっかり綺麗になりました。
ピカタンZは、このまま乾燥するだけで錆が発生しないのがウリなので、あとは乾燥させて終了です。
フューエルポンプの清掃
画像は、フューエルポンプですが、口のところが茶色くなっているので、ポンプ内にも錆が入り込んでいると思われます。
フューエルポンプの中にフューエルフィルターが入っているのですが、非分解なので直接、清掃することができません。
そこでピカタンZの廃液の中に付けておくことにしました。ペール缶に針金で引っ掛けて一晩漬け置き後、エアーを飛ばして掃除しておきました。
最後に
ピカタンZの再利用ですが、不要な鍋で液を温めてから使用したら、常温より洗浄効果も高まり、もう一回ぐらいは使えるんではないかと思っています。価格が高いので何回も使えるのは助かりますね。タンクの錆落とし以外にもパーツの錆取りにもよさそうです。
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