エブリィ JOINターボに「i CONCEPT 純正ブローオフバルブ大気開放アダプター」を付けてみました。この商品は、従来のブローオフバルブの様に付け替えてしまうのではなく、純正のブローオフバルブとの間に挟み込むだけなので、リーズナブルで取り付けが簡単なのが特徴です。
【付属品】
- アダプター
- Oリング×1
- ボルト×1
- 取付説明書
【取付手順】
1)レンチで純正ブローオフバルブの固定ボルトを取り外す。
2)純正ブローオフバルブを抜き出す。
3)純正ブローオフバルブの間にアダプターを入れる。
4)付属のボルトをブローオフバルブとアダプタを通し固定する。
5)完成。
付属する説明書では【取付手順】 として記載されていますが、実際に取り付けてみて感じた注意点などを画像と共に解説していきます。
エブリィJOINターボの純正ブローオフバルブは、助手席側のシートの下にありますので、シートを上げてアクセスします。
白いカバーが付いていますが、作業の邪魔なので、丸印のピンをカバーを外します。
カバーの下側は、フレームの穴に刺さっているだけです。
次にブローオフバルブの取り外しですが、ブローオフバルブ本体はプラスチック製ですので、ホースを外す際にパイプ部分を折らないように注意が必要です。
そのため、今回はホースの相手側を外すことにします。こちらもプラスチック製ですが、作業しやすい分だけ折ってしまうリスクは低いからです。
外れました。このホースはブローオフバルブに付けたまま一緒に取り外します。
次に車両下側からの作業ですが、ブローオフバルブに接続されているホースを外しますが、クランプが外しにくい位置にあるので、こちらもホース反対側を外し、ブローオフバルブに付けたまま一緒に取り外すことにしました。
10mmのボルトを抜くとブローオフバルブを取り外すことができます。
アダプターに付属のOリングを取付けてから組んでいきますが、純正のブローオフバルブとアダプター双方のOリングに給油を忘れないようにしてください。大気開放アダプターの分だけ厚みが増しますので、元のボルト(左)をアダプターに付属の長いボルト(右)を使用します。
アダプターを先にサージタンクに取り付けてから、ブローオフバルブを取り付けても良いと思いますが、おすすめは先にブローオフバルブとアダプターをはめ込んでおいて、サージタンクに取り付ける方が作業しやすいと思います。その際、ブローオフバルブのパイプ部分を折らないように注意してください。
取付けれたら長いM6ボルトを使用して取り付けます。後は取り外した上下のホースを取付けたら完成です。ホースを取付ける際、ホースの方にも給油をしておくとスムーズに取り付ける事が出来ますのでお忘れなく。
最後に取り外したカバーを元に戻して完成です。
完成チェックを兼ねて、動画を撮ってみました。よかったら聞いてみて下さい。
当初、下側からのホースを取り外すのが、面倒くさいので、ホースを外さずにアダプターを取りつけることができるのか試してみたのですが、アダプター自体は、難なく取り付けることはできるものの、純正のブローオフバルブの取り付け位置が本来の位置よりもアダプターの厚み分だけ外に出る形になるので、下側のホースが引っ張られることにより取り付けがかなりきつくなります。また引っ張られているので、ブローオフバルブを真っすぐ取り付けることができず、斜めの状態で無理やり10㎜のボルトを取付け締め込むと、Oリングが切れてしまう可能性が高いので、ブローオフバルブは完全に取り外してからアダプターを付けることをお勧めしておきます。
万が一純正ブローオフバルブのOリングを挟み込んだで交換が必要となった場合、純正では、Oリングのみの部品設定がなく、ブローオフバルブごとの交換になってしまいます。
ブローオフバルブ 品番 18119-65H70 6,950円
Oリングごときで、そんな金額出してられないですよね。そんな時は、「 i CONCEPT 大気開放アダプター」の補修部品として、Oリングが発売されています。アダプター用ですが同じ大きさなので、純正のブローオフバルブのOリングとしても使用できるはずです。
最後に
当初、手持ちのブローオフバルブを取り付けるつもりでしたが、DA64Vとはブローオフバルブの取付位置が変わっており、ホースの延長とステーの作成をすれば何とかなりそうだったのですが、省スペースで大気開放できる、 「 i CONCEPT 大気開放アダプター」 の存在を知り、この商品を選択しましたが、お手軽でコストパフォーマンスに優れた商品ですので、おススメです。
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