CRF250Rallyは、スクリーンが装着されているので走行風からライダーを守ってくれるのと思いますが、 申し訳程度のヘッドライトカウルのみのCRF250L は不利だと思っていましたが、雨の高速道路で気付いたのが、意外と雨に濡れないということでした。
というのもバイクに乗っていて、困る事の一つが停車することができない場所で雨がありますが、以前の愛車NC750Xの時は同じような状況では、スクリーンがある事から上半身及びヘルメットに当たる雨粒は少ないものの、足はもっと濡れていたように思います。
それに比べスクリーンお持たないCRF250Lですが、感覚的にノンカウル車のイメージでいたので余計にそう感じるのかもしれませんが、ヘルメットにはバチバチ雨粒が当たりものの、意外と上半身は濡れないのです。
また、最も驚いたのが足が濡れないこと。水冷のオフロードバイクはラジエーターシュラウドが張り出しています。これはラジエータに効率よく風を当て冷却効果を高めるためですが、速度の出る高速道路では空気抵抗が大きく不利な形状ですが、スリムな車体とシュラウドのおかげで風よけの役割をしてくれているようです。
通常むき出しのハンドルを握る手の部分は、後付けのハンドガード(ナックルガード)のおかげでグローブも濡れにくくなっているように感じます。
風よけを目的としたものはもっと手の部分をカバーした形状のものになりますが、ZETAの「アドベンチャー アーマーガード」用のハンドガードは、枝などから手を守るのが目的の製品ですので、風よけとしても効果がある事に驚いています。
風よけをメインに考えるなら、ZETA アドベンチャーアーマーガード スクードプロテクター が良いでしょう。色はブラックとホワイトが用意されています。
CRF250Lの納車時は、一般的に高速走行を苦手とするオフロードバイクなので、走が機会は少なくなるだろうと考えていましたが、「CRF250【MD47】3000km走行後のインプレッション」でも書きましたが、難なく高速道路を走ってくれることから、高速を使う機会が増えているのが実情です。
そんなこともあり、購入時に迷った「CRF250 Rally にしておけばよかったかも?」と頭をかすめたりもしますが、オフ車としては重いと言われる CRF250L。空力的にはラリーの方が有利ですが、悪路走行時はより軽い方が有利ということで「CRF250L」を選択した訳ですが、高速を走る機会が増えるとスクリーンの魅力的が大きくなります。
調べてみると、CRF250L用のスクリーンが発売されているようです。
そこまで大げさなものはいらないなら、汎用品を使っても良いかもしれません。
このタイプは、スクリーンの上にプラスするための製品ですが、CRF250Lのヘッドライトカウルに挟んで使えそうです。長さが短いのでスクリーンをプラスするより風よけの効果も小さいですが、状況によって脱着が容易に行えるのが利点です。
最後に
高速道路に限っての話ですが意外と雨が当たらず防風効果をもつ CRF250L ですが、防風対策は寒さ対策にもつながるので、これからの寒い冬にむけて本気で考えてみようかと思っています。冬も林道走行やツーリングに出かける方は取り入れてみてはいかがでしょうか。
コメント