京都府亀岡市の国道9号線沿いを走るJR山陰本線の「ねじりまんぽ」を尋ねました。場所も構造的にもわかりにくいですが、保存状態も良く見事なねじりまんぽなので一見の価値ありです。
場所は、亀岡市内から国道9号線を走り「八木踏切」を渡ってすぐの所にあります。
踏切を渡ったところですが、線路の下を潜っているトンネルですので線路沿いを探してみましたが、見つかりません。
上記画像の左の建物の裏が空き地となっていますが、無断で入るのも気が引けるので敷地外から見ていましたが、さっぱりそれらしいものが見当たりませんでしたので、少し失礼して探してみることにしました。
空き地の中を探してみた所、それらしきものを発見しました。どこにあるかわかりますか?
バイクの後ろ側から奥をのぞき込むと茂みの中にトンネルが見えています。
排水管があるので水路トンネルのようです。落ち葉で埋もれていますが、ちゃんと階段がありました。
降りてみると反対側にも階段がありました。こちらは八木踏切側に上がる階段のようですがフェンスが張られているので通れません。
それらしき場所は見つけたものの、捜しているのは、レンガ造りのねじりまんぽであってコンクリートのトンネルではありません。ここじゃないのかと諦めかけましたが、念のために奥の方を見てみることにしました。
暗くてよくわかりませんが、うっすらとレンガらしきものが見えました。スマホのライトで照らしてみると、レンガ造りのトンネルがありました。ここで間違いないようです。
見事なねじりマンボです。保存状態も良く素晴らしいの一言です。画像では明るく見えていますが真っ暗なので奥の方の探索は諦めましたが、次回の訪問では懐中電灯を持っていきたいと思います。
線路を拡幅した際にコンクリート製のトンネルを継ぎ足したようですが、トンネル名は無く「2009-3」という表示のみでした。
帰宅してから調べてみると、この橋梁は「山陰本線第91号橋梁」と呼ばれるもののようです。山陰本線の下を潜っているだけだと思っていましたが、国道9号線の向こう側にある水路と繋がっているようです。水が溜まっていることもあるようなので、せっかく水がない時に訪れたのに奥の方を確認せず公開しきりです。次回は水が溜まっていないことを願いつつ懐中電灯持参で行ってみたいと思います。
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